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乗馬レッスンの記録(21鞍目~30鞍目)

これまでのあらすじ

ウマ娘にハマった結果、体験乗馬行ったり、乗馬ライセンス5級を取得したり、乗馬クラブに入ったりした。(面白かったら「スキ(いいね)」お願いします。)

かなり間があいてしまいましたが、乗馬レッスンの振り返りです。引き続き軽速歩や馬上で立つ座るの練習が主で、基礎的な体力・体幹づくりを中心にレッスンが進みました。

※以下、個人の感想ベースの記述となりますので、乗馬レッスンを受ける際には所属される乗馬クラブやインストラクターの指示に従ってください。

21鞍目~30鞍目の目標

前回に引き続き基本的な馬の乗り方の習得ですが、少しレベルアップしています。目標としては下記となります。

  • 基本姿勢を保った状態で軽速歩の継続ができる

  • 速歩で脚の圧迫をすることができる

  • 速歩で歩度の増減が概ねできる

  • 馬間距離を調整し、一定距離を概ね保つことができる。

単に進む・止まるだけでなく、さらに細かな速度の調節や前の馬との距離の調整の操作が入ってきます。

21鞍目~30鞍目で学んだこと

以下の内容を中心にレッスンが進みました。

  • 馬上で立つ座る

  • 軽速歩

  • スラローム

  • 足を併用したブレーキ

前回に引き続き軽速歩を上手に行うことが第一の習得が目標となるため、ひたすら馬のリズムに合わせて立つ座るを繰り返しました。乗馬した翌日は内股の筋肉が筋肉痛ですが、週の中頃には治るという感じになってきました。

21鞍目~30鞍目で課題となったこと

手元のメモに下記のような記録が残っています。前回と同じような内容ですが、要はできてない証拠です。

足先

  • 足首はやわらかく、力を入れすぎない

  • 引き続き足の平が常に地面と平行になるよう意識する

手綱の持ち方

  • 止まるときは手綱を手の力で引くのではなく、上半身を後ろに倒すイメージ(手の力だけでは馬は止められないため)

姿勢

  • 後ろに倒れないようにする

  • 座る位置が後ろになりすぎないようにする

  • 馬が軽速歩を始めた瞬間に上体を置いて行かれないように(後ろにならないように)する

  • ふくらはぎの上のほうの内側で馬体を挟むイメージ

  • 馬の集中力を高めるために繰り返し扶助を行う

馬装

  • 腹帯をしめるときは左右均等に確認する

手前合わせ

手前合わせとは、軽速歩の「立つ」タイミングを、馬の右前足が出るタイミングに合わせることです。厳密にいうと、カーブの外側の前足が出るタイミングで、乗馬レッスンでは左旋回のため、外側の脚は右側となるため、結果的に右前足に合わせることになりますが、のちのちレベルアップして右旋回も行うようになると「カーブの外側の脚に合わせる」ことが必要になります。また、馬のどっちの脚が出ているか確認するために下を見てしまいますが、馬の揺れでどちらの脚が出ているのか判別することが最終的に必要になるようです。

前回同様、未だにできてないことが多いです。「足の平は常に地面と平行」は、馬体が時々刻々変化する中で維持するのは本当に難しいです。また、「手前合わせ」を馬の脚を見ないで行うことはいまだにできません。

暑くなってくると馬はどうなるか

暑くなってくるとだんだん馬はやる気をなくします。

  • 暑くて集中力を失う

  • 汗がかゆくて人に擦り付けたり馬場に転んで砂浴びをする

  • 蚊や虻に刺されて暴れる

など、暑くなってくると馬が集中力を失う要素がたくさん出てきます。
このうち虫刺されは「フライシート」という布を羽織らせることによって緩和できます。
集中力を失わないように鞭や脚で気合を入れさせるしかありません。人間も暑くて嫌になってきますが、熱中症にならない範囲で気合を入れるしかありません。(今思えばここから根性論に走り始めたかもしれない)
汗がかゆくて人に擦り付けたりするのはちょっと懐かれたようでうれしいですが汗くさいし汗だけでなく鼻水やよだれも擦り付けられますので覚悟してください。
馬場で転ばないように手綱や引綱はしっかり張るように持っておきましょう。
最悪、人を乗せたまま転がる場合もあるそうです。

21鞍目~30鞍目の感想

以上は6~7月に実施した内容です。だんだん暑くなってきて、梅雨の雨の中で馬に乗る日もありました。

以下、この時期に乗った馬の紹介と個人的な感想です。

ブレーキがきかず、歩度をつめることができなかった。半面、勝手に進み、軽速歩にも入りやすいのでやった気にはなれた。今思えばコントロールが全然できていなかった。

馬体が小さくてコントロールしやすかった。

この子もコントロールしやすかった覚えがある。

この時期、専らこの子に乗っていた。気分によってうまくいったりいかなかったりする。手綱を引くと首を振って引っ張り返したり、馬体を脚で挟んで扶助をすると首を曲げてブーツを噛んできたりするなど反抗しがちだったが
、今思えば暑くなってきて苛立っていたせいもあったのかもしれない。一度エンジンがかかると気持ちよく走ってくれるのでそこはよかった。人のことを「よろずのことにつかえる便利な棒」程度に思っているらしく、たびたび汗・鼻水・よだれを拭くために顔をこすりつけられた。

今回は21鞍目~30鞍目を振り返ってみましたがいかがだったでしょうか。今思えば一人では全く何もできていない時期の記録ですが、稚拙ながらも一つ一つの操作が分かった瞬間の「なるほど!」「こういうことか!」という感覚は習得した技術レベルの高低には関係なく価値があるものだと思います。少しでもそういった感覚が伝われば幸いです。次回もお楽しみに。

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