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乗馬レッスンの記録(1鞍目~10鞍目)

これまでのあらすじ

ウマ娘にハマった結果、体験乗馬行ったり、乗馬ライセンス5級を取得したり、乗馬クラブに入ったりした。(その他バックナンバーも「スキ(いいね)」お願いします。)

記録・記憶を振り返ることの重要性

記録・記憶を振り返ることで得られる知識や発見があります。そんなことは言われなくたって学校生活や仕事などを通じてわかる話です。ただ、わかってはいるけども実践に移すのはなかなか難しい。noteを始めたことは自分にとってこれまでの復習をする良い機会なので、恥を忍んでこれまでの記録・記憶を書きたいと思います。

※以下、個人の感想ベースの記述となりますので、乗馬レッスンを受ける際には所属される乗馬クラブやインストラクターの指示に従ってください。

1鞍目~10鞍目の目標

過去の回で書いた通り、いきなり乗馬ライセンス5級を取得しましたが、所詮は短期レッスンでの付け焼刃ですので、乗馬クラブに入会してからは改めて基礎から学びなおしとなりました。最初の目標としては下記となります。

  • 正しく手綱が持てる

  • 鐙を正しい位置で履く

  • 踵を下げて常歩ができる

  • 停止状態でも常歩状態でも安定した姿勢をとれる

  • 停止状態で鐙に立ってバランスが取れる

  • 姿勢を崩さずに軽打(馬の脇腹をキックする)ができる

  • バランスを崩さず常歩から停止に移行できる

  • 脚と手綱を使った扶助ができる

  • 短時間軽速歩が維持できる

特に軽速歩の習得が目標となります。

1鞍目~10鞍目で学んだこと

上記の目標以外に下記の内容を学びました。

  • 無口の付け外し

  • 引馬

  • 鐙の長さの調節

  • 鞍の外し方

  • 馬上で立つ座る

  • 歩度を伸ばす・詰める(増速と減速のこと)

  • 進路変更(パイロンの間をスラロームする)

繰り返しになりますが特に軽速歩の習得が目標となるため、ひたすら馬のリズムに合わせて立つ座るを繰り返しました。この時期は内股の筋肉が慢性的に筋肉痛で、やっと治るころに次のレッスンという感じでした。今思えばよっぽど好きじゃないと耐えられない仕打ちです。(その後もさまざまな仕打ちを経験しますが次回以降順に書きたいと思います。)

1鞍目~10鞍目で課題となったこと

手元のメモに下記のような記録が残っています。

軽速歩(立つ・座る)

  • 座っている時間を長くする(馬の動きの反動で飛ばされないようにする)

  • 自分で頑張って立つ座るのではなく馬のリズムに合わせて反動を使う

  • 腰を上げすぎない(3cmぐらい)

  • 膝を伸ばし切らない

手綱の持ち方

  • 首を激しく上下に振る馬の場合は手綱を引いて抑える

  • 手は前・下の方に出す

  • 手綱はかなり短く持つ(勝手に進むので)

姿勢

  • 肩は前に出ないようにする

  • 猫背にならない

  • 重心は後ろに

  • 重心を前の方に出す(体を前に倒す)
    →矛盾しているが、これは「後ろすぎた場合」と「前すぎた場合」があったため。背筋をまっすぐするのが正解。

  • 馬の急停止によって足が後ろに流れてしまわないように膝をうまく使って重心を残す

目線

  • 目線は前・下を向かない(前の人のヘルメットの高さ)

  • 鐙に力を入れすぎない

  • 鐙の上でつま先立ちにならないようにする、かかとを落とす

  • 蟹股にしない

  • 太ももとふくらはぎを馬体につける

  • 足を平行にする

その他

  • カーブと直線で速度が変わるので扶助を使い分ける

  • 短鞭で馬の肩(前肢)を叩く

  • 長鞭は馬の尻(後肢)をくすぐるように使う。叩く場合は肩(前肢)

…と、ここまで書き終わって思ったが、実は未だにできてないことが多い。特に「自分で頑張って立つ座るのではなく馬のリズムに合わせて反動を使う」「鐙の上でつま先立ちにならないようにする、かかとを落とす」はその後速度が上がったり正反撞で再び課題になっている。

1鞍目~10鞍目の感想

2~3月に実施したのでかなり寒く、肩、背中、ヘソ、足の裏にカイロを貼っていた。たまに雪も降ったが、馬に密着している尻と足だけは暖かかった…

以下、この時期に乗った馬の紹介と個人的な感想です。

乗馬としては比較的若いので元気は良い。軽速歩でも揺れが少ない。「群れの中が安心」という性格らしく、それゆえ現役時代は馬群から抜きんでることが苦手だったとかなんとか…乗用馬では頑張ってほしい。

前に進みがちというか、前の馬についていきやすい。群れで生活する動物なので「ついてくついてく」の馬は多いと思う。軽速歩でも乗りやすい。たしか鞍の下に火傷の跡があったと思う。元気で長生きしてほしい。

小柄な牝馬。扶助しなくても前の馬についていくか、インストラクターの「速歩用意!」の声に反応して勝手に進む。どんどん加速するのでほぼ常にブレーキ操作が必要となる。勝手に軽速歩になるし揺れも少なく乗りやすいので滅茶苦茶うまくなったように錯覚する。あと個人的に重要な点として、これまで乗った馬のなかでいちばん顔が良い。君、うちのチームに来ないか?(ウマ娘脳)

勝手に進むかと思うと遅くなることもあるので都度扶助を行った。比較的馬体が大きいため揺れる周期が長く振幅も大きい。基本的に言うことを聞かなかったが、自分が乗った直後にシュッとした美人の先生が乗ったら滅茶苦茶言うこと聞いてた。この野郎。(この馬もそうだが、中央獲得賞金が高額になるほどプライドが高いのか言うこと聞かないような気がする。)

馬体が大きく揺れが少ないので乗りやすいが、勝手に進むし止まらない。これまで乗った馬の中で一番馬体が大きい。目線も高くなるし、股で挟めないぐらいでかい。

今回は1鞍目~10鞍目を振り返ってみましたがいかがだったでしょうか。諸々ひっくるめた楽しさが少しでも伝われば幸いです。次回もお楽しみに。

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