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お金を借りるということ
どうも、みけねこ代理(@cat_bankloan)です。
今日は銀行員らしく、お金を借りるということはどういうことか?について、100%主観で一言申し上げようと思います。
お金を借りるということは、お金を返さないといけないということです。
増資と借入金は全く違います。まだまだ低金利な世の中、金利が低いが故に、たまに借金を軽く見ている人や取引先に出会います。
まあそんな方にお金を貸す銀行は見る目がないですが、金融機関という立場上、融資を断るというのは、みなさまが想定される以上に体力がかかります。こういった融資をしてしまうと、後任が大変に苦労します。
お金を返さないといけないということは、本当に返せるのか?を考えないといけません。そこにはこんな議論が出てきます。
🫠何のお金を借りるのか?
🫠いつまでに借りて、いつ返すのか?
🫠どうやって返すのか?
🫠返せなかったらどうするのか?
どれかを太字にしようと思いましたが、どれも重要視です。住宅ローンの場合、貸し手、借り手ともに論点が分かりやすいので、これらの論点を詰める余地がほとんどありません。
🫠家を買うお金です
🫠家を買うまでに借りて、●年で返します
🫠給料を含めた収入で返します
🫠担保の住宅を差し出します
お金を借りた場合、返さないという選択肢はありません。銀行で借りたお金は、銀行がまた別の誰かから預かったお金(預金)です。銀行はお金が必要な人=借りたい人の信用力を見極め、人様のお金を貸し出ししているので、取りっぱぐれがあってはいけないのです。
そのため、借入の契約を結ぶ際は、大層な契約書を締結します。契約書を丁寧に読み解いていくと、何とまあ銀行都合なことを言っているな、という内容になっていることがわかります。ですが、銀行が貸し手である以上、それは仕方のないことです。取りっぱぐれは許されませんからね。
ですが、お金を借りる際、必要以上に身構える必要はありません。ここに書いてあることを頭に入れておけば、ローンの相談をする際も、的外れな議論にはなりません。"借金は返さないといけないもの"ということを理解してくれている人は、銀行員にとっても大変ありがたいお客さまです。
みけねこ
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