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銀行員は忙しいのか?

どうも、みけねこ代理(@cat_bankloan)です。

今週は1日だけほぼ定時に帰る日がありました。それ以外は20時以降の残業と接待だったので、早く帰れた日は気分が上向きました。
私はいわゆる都心で勤務していますが、住まいは都心ではありません。早く帰れた日は当然いつもより早い電車に乗って帰ります。ふと電車を見渡すと、残業して帰る日より電車が混んでいます。

"なぜこんな早い時間に?家路に着くような人が多いんだ?"

そんな自分の疑問をもとに、銀行員は忙しいのか?について、100%主観で考察したいと思います。

結論、忙しいです🫠

では何故忙しいのか?こんな理由が挙げられると思います。

🫠やることが多すぎる
🫠社内手続が煩雑すぎる
🫠ミスが許されない
🫠人事がブラックボックス

これらは何も銀行に限らないですね。銀行にフォーカスして解説すると、金がダイレクトに絡む仕事という点が根底にあることで、忙しさに拍車をかけていると思います。そして、人事が不透明すぎる部分も大いに影響していると考えています。半沢直樹の第一話で、ミッチー演じる渡真利が「銀行は、人事が全てだよ」と言っていたように、銀行員にとっての人事は特別なのです。これはおいおいお話ししようと思います。

やることが多すぎる、という点について説明します。銀行では毎期毎期、ロジック不明な高い目標が本部から示達され、現場はそれを達成しなければ賞与・人事に影響します。そのため、増え続ける業務に対し、現場が優先順位を正しくつけられないのです。

貸出、預金、為替に加え、近年では不動産など、銀行の親密会社のソリューションまで扱わないといけません。目標達成という意味では当然優先すべき項目がありますが、本部のお偉いさんが「この支店はこの項目の進捗が悪いな」と一言言えば、支店長は「お前ら!やれー!」と、戦国武将の如く、その項目のテンションを上げます。営業担当としては、どう考えてもやらなくていい項目でも、支店長がやれと言ったらやらないといけません。人事権を握られてますからね。

そうやって全てを網羅しようとするので、一つ一つの業務に対する理解が浅くなりがちです。法人営業の担当は担当先にとっての顔です。お客様は「自分の銀行のことだから当然知っている」というスタンスで、融資担当に預金や為替のことを聞いてきます。ですが、融資担当は実際預金の知識は乏しく、「払戻請求書に書く日付は今日?明日?」という質問に対し、いちいち預金課に確認しないと回答できないのです。誤った回答はできません。冒頭申し上げたように、金が絡むので尚さら適当なことは言えないのです。

文字に起こしてみると、いかに日々しょうもないことに振り回されているか分かりますね。みけねこが美味しいランチを食べたくなる理由を分かっていただけたと思います…🍜

みけねこ

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