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初めてのカジノ

24歳の時、オーストラリア メルボルンにて

さかのぼること約20数年。大学卒業後、新卒で働いた会社の給料を少しずつ貯金して50万円貯めた。それを元にワーキングホリデーでオーストラリア メルボルンへ。海外生活をスタートすることにワクワクしていたのを覚えている。最初の1ヶ月は語学学校に通いながら、アルバイトを見つけ、オーストラリアでの生活も徐々に慣れた頃、観光スポットを見に行く感覚で友人とカジノへ。

20時になるとカジノの屋外にある何本かの棟から火が噴き出す仕掛けがあったり、屋内には巨大な透明の筒の中に大量のお金が詰まっていたり、豪華絢爛なバブリーな雰囲気。

当時未成年に見えなくもない容姿ながら、パスポートを見せて入館。操作方法がよくわからないながらも遊び半分でスロットをやると、たまに柄が揃い、派手な音楽とともに残金がどんどん増える。しばらくまた残金が減る一方だが、またヒット。その繰り返しで、当たった時の興奮が忘れられず、後日一人でも行くように、、それがカジノにはまる第一歩だった。

母が持たせてくれた30万円

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