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天使と私のエピソード

ホスティングエンジェルって、ご存じですか?どのくらい前になるでしょう、私の周りでは秘かなブームでした。

我が家に天使をお招きして、1週間共に過ごすんです。祭壇を作って、お花や果物をお供えして、キャンドルを灯す。そして、願い事を3つ書いた手紙も準備します。

夜、10時に家の玄関を開けると、天使が入ってくるんです。私は見えたこともないし、風を感じたこともないけれど、何かを感じる人もいるようです。

この1週間は、内側から沸き起こる感謝を感じたり、自分を認められたり、滞っていたことへの気付きがもたらされました。(ここは各々なんですけどね)そして、1週間後には、次のホストの家へ旅だって行かれます。

お招きすると、次のホストを探します。なかなか見つからないのですが、間際になると不思議と見つかるのです。

3回目の時「もう、これで最後にしよう」そう思って、ホストは探さず、次のホストの住所を書く手紙に「天に帰って休憩してください。そして、私が困った時はhelp してください」と、図々しいお願いをしました。

その手紙を書き終えて、ふとテレビを付けると、そこには丘の上から見る輝く空の映像。その場所は、Angel Rest~天使の休息~。どこの国だったか、もう忘れてしまったけど、もう、心臓が止まるかと思うくらい。私の想い、受け取ってもらえたんだ💕って、それまで以上に天使を身近に感じた出来事でした。

そして、夜、天使を送り出した後、書いた手紙を焼いてホスト終了。缶の中で手紙が燃えるのを見ながら、想いにふけって、そろそろいいかなぁと缶の中を覗くと、燃え残しを見つけました。

見てみると「help 」の文字が。

その時から、天使はいつでもそばにいる。そう信じて暮らしています。

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