嫌いな友人

私はG.C.C.社長のGeorge・Vodka。
誰にも分け隔てなく話、仲良くするのが得意だ。私が嫌いな人間は.....そうそういない
そうそういないだけでいるにはいるんだよ、
そう"彼女"
G.C.C.教育福祉部門最高責任者、純血卿だ、
正直に言うこいつは苦手だ
そして彼女と呼ぶのも嫌になる。
可愛いらしく、そして聡明な幼女だと思うだろう?これを読んでる奴らきっとそう思うだろう。
馬鹿め、こいつはそんなやつじゃない、中身は薄汚れたペテン師だよ!
こいつは元々フレデリックと言う人間だった。
俺の友人だ
色々あって知り合った中であり...色々貸しが出来た、このことは絶対話さないぞ。
そしてこいつがヘマして起訴された時は俺が弁護を雇ったし、なんなら色々して何とか無罪を勝ち取ったよ。そんでもって転換手術までしてやった、50超えたおっさんを植物人間の幼女に入れたんだぜ!?前代未聞だったよ、
成功したのも奇跡と言えるだろう。
更に教育福祉の幹部の地位まで与えた。
運営は上手いからなぁ.....
まぁ、それぐらいあいつには貸しがあったんだ。
「おーい、George〜?空なんて眺めてどうしちまったんだよ」
「ん?あ、考え事だよフレッド、先日入ってきた新入りがまた厄介なんだよ」
「その呼び方やめてくれよ〜George〜2人きりの時ならいいけどさァ?」
「やめろ!腕にまとわりつくんじゃねぇ!」
「あー!幼女の手をはたいた!G.C.C.社長、少女虐待か!?」
「フレッド!いい加減にしろ!はァ...」
「そんなため息つくんじゃねぇて〜可愛い少女が手を繋いでやってるんだよ〜?」
「あぁそうだな!純粋な可愛い子だったら嬉しいよ!」
「はぁ〜?我純粋卿ぞ?純粋無垢な少女ぞ?」
「はァ〜」

フレッド、お前は腕は確かだが、信頼出来ねぇし、調子に乗ってるし、面倒なんだよ〜〜

「お〜!可愛い子がいるじゃァないかぁ〜!」
「また変な事件起こしたら今度は助けてやんねぇぞ?」
「わーってるって!それに...この体だと融通聞くんだよ〜?」
「今のお前は表舞台の人間なんだ、色々と弁えてくれ」
「は〜い」

嫌いだ。

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