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ランクマッチにおける重量逆関節の運用その①

はじめに

初めまして、Casualと申します。
今回は自分が愛用している重量逆関節という脚部についてNOTEをまとめてみました。非常に偏った特性を持つ重量逆関節を扱う方法を少しでも広めることができればと思います。
思いのほか長い文章になってしまったので、分割する形で公開させて頂こうと思います。

重量逆関節の基本性能

重量逆関節(SPRING CHIKKEN) スペッックシート

上の画像がスペックになりますが、ざっくり言うと以下の通りです。

  • 装甲値は天槍足(TIAN-QIANG)、重四(VERRILL)に並ぶ。

  • 重量は天槍足とレッカー足の中間に当たる。

  • APは重量中二(MIND ALPHA)よりやや低い。

  • 姿勢安定性は中逆(MIND BETA)よりもやや低く積載軽二(FIRMEZA)より若干高い。

まとめると脚部単体としては、重量・装甲値は重二に近いがAPは中二程度、姿勢安定性は軽量機並みといういかにも扱いにくそうな脚部になります。
余談ですがSPRING CHIKKENとは鶏の若鳥、という意味です。

重量逆関節の特殊モーション

数値だけを見れば戦闘性能が控えめに見えますが、この脚部は逆関節でありその特殊な性能を活用することで他の脚部と渡り合うことができます。

1.垂直跳躍性能が高い

逆関節の一番の特徴であり、ジャンプ力が高くブースターを使用せず素早く高度を取ることができます。
ブースターを使用しなければ高低差を確保しにくい重量機に対して特に優位性があり、上昇で瞬時に距離を離す・高度を維持する相手に対し容易に追いつくなど重量機にあるまじき機動性を発揮します。
また地形戦を行う際に有効であり、上の動画のように遮蔽物を瞬時に乗り越えたりそれを利用して相手との射線を遮る動きを行えます。
またAC6のシステムとしてジャンプ時に相手の射撃武器のロックを外すことが出来るため、タイミングよくジャンプを行うことで他脚部より容易に弾を回避することが出来ます。

2.水平跳躍力が高く、特殊な地上QBモーションを持つ

接地状態でQBを行うと、他脚部とは異なり斜め上に上昇しながら水平跳躍力を加算し高速でQBします。
ブースターとの組み合わせにもよりますが、瞬間的な速度は600に達するようです。(同アセンのまま天槍足に変更した際の地上QB速度は400程度)
本来総重量9万を超えるような重量機では、ブースターのQBリロード保証重量の都合からQB推力の高いブースターを採用することが難しくなります。
NGIブースターのような例外もありますが、消費ENが大きすぎるため遠距離タイプの相手に追い付くことが出来なくなり積極的に採用されにくいです。
そのため重量機はQBを利用した回避が難しく高火力で制圧を行うアセンに対し不利となりますが、重量逆関節は地上QBの特性によりこのような相手に対しても対処することができます。

3.ブーストキックのモーションが特殊かつ攻撃力・衝撃力が高い

逆関節のブーストキックはモーションが特殊であり、大きく飛び込んだ後両足でドロップキックを行います。
踏み込みが非常に長くかつ高誘導であり、他脚部では届かないような間合いからブーストキックをねじ込むことが出来ます。
また攻撃力・衝撃力ともに優れています。威力は重量によって変動しますが他脚部の1.2倍程度あり、衝撃力は700あります。
(他脚部の衝撃力は、二脚480、4脚360、タンク590)



今回は脚部の大まかな特徴を解説させて頂きました。
次回はこれらの特徴を踏まえた上でのアセンブルを解説しようと思います。

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