レースの○○さえ見抜けば馬券は当たる【Paddockシート的馬券回顧】

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政治、経済、法律など一般人では理解しにくいことをゲームなどに例えて分かりやすく説明しているのが人気の理由でしょう。

何事も重要なのは、まずその物事の仕組みを理解することだと思います。といっても、深く知るには時間がかかりますので、ざっくりと大枠を掴むことから始めますか。

競馬の着順の決まる仕組み

【1】外的要因　
・トラックバイアス(枠順)
・隊列、脚質、展開

【2】内的要因
・能力(指数)
・適性(馬体、血統、ラップ)
・調子(パドック、調教)

【3】中間要因
・騎手の技量
・斤量

大まかに分けて、この三つの組み合わせによって競馬の着順は決まるではないでしょうか。

もしフラットなら馬場なら内的要因だけで予想すれば、自ずと当たります。
先週の毎日王冠は良い例で、Nさんはシュネルマイスター→ダノンキングリーの馬単を一点で的中されてました。
やっかいなのが、外的要因の影響がある場合。前開催の中山のように大きく影響していれば、いわゆる「枠ゲー」になりやすいですよね。

あとは、レースによってはペースも重要になって来ます。ハイペースかスローペースで来る馬は、変わって来ます。

私が馬券を買う時、重要にしているのは着順が決するのにどの要素が一番影響するのかということです。

前置きが長くなりました。こういうことに注目しながら先週の馬券回顧をやりましょう。　

MTPは◎から△まで２ポイント差と大混戦。
ここで、体幹アップで大きく成長している馬がいれば良いのですがそれはなし。
そこで、外的要因に何かヒントはないかと探るとこのレースまでダート1200mは土曜日から新馬戦を含め４鞍全て逃げ切り勝ち。
逃げ馬さえ当てることが出来れば、馬券も当たる？と思いつつシートを読むと、「出」が７頭。
その中で、近走千二以下で逃げた経歴のある馬が4番と6番。パドックの評価もまずまずで、この辺りが正解かと思って買った馬券がコチラ

今月からPaddock Labに加入した平間さんの４番に対する評価も「スピード確か。状態良い」と的確でしたね。あと、この二走は1000mを使っていたのも逃げるには良い要素だったのかも知れません。
指数混戦→外的要因の逃げバイアスが馬券の肝という予想が上手くいきました。

それではお祭りとなった日曜日阪神最終レースも振り返ってみますか。

これも先ほどの新潟と同じく指数差はない混戦です。
ということで、外的要因に何かヒントがないかと探ります。
まあ、ほとんどダート屋さんがレースコメントで触れているのですが、出足が速い馬が多くてそのほとんどが揉まれ弱いというのがこのレースを読み解く鍵でしょう。
ハイペースになり前が潰れてるので、狙いは当然差しと追い込み馬になります。
あとはシートを読むだけです。ハイペースで結果を残した馬、「差し脚使う」「遅れて浮上」というコメントがある馬の評価を上げます。

直前情報で狙いの9番と16番に「推」マークも入ってお祭りの準備は整いました。
そして、私が買った馬券はコチラ

おかげさまで今年一番の快心の一撃を決めることが出来ました。
配当が跳ねた要因となった12番ショウゲッコウは、【穴】マーク付き直前情報でも「かなりデキが良い」とダート屋さんの判断はお見事。

今回の馬券回顧は、どちらもダートの1200m戦。
出足が速い馬が多く、新潟では逃げ馬を狙い、逆に阪神では差し馬狙い。この微妙なさじ加減を詳細に説明したいのですが、非常に難しい。もちろん勘ではないです。
外的要因の見極めは、ひとつ間違えると明後日の方向へ向かうので掲示板で情報を共有しながら判断して行くのがベターでしょう。

【おまけ】
前回の記事で「出足が速い」馬が少ないと前が有利になるのでは？と予測を立て、それで当たった馬券も紹介しておきましょう。

日曜日東京8Rダート2100m

ダートの長距離のせいか出足が速い馬は3番一頭だけ。それが関係したのかどうかは不明ですが、2着には残りました。

体幹アップの○5番狙いで、◎2番との一騎打ちでしょうと思っていたのですが、とりあえず3番の2着付けも買っておくかという馬券が引っ掛かりました。2番の不利もあっての的中なので、あまり喜べませんが…。

タイトルの「レースの○○さえ見抜けば馬券は当たる」の伏せ字の答えは、構造、仕組み、構図という単語ですね。
語彙力がないせいか陳腐な言い回しですね。

これをNさんがいうと

こうなります。なんと美しい…。

論理的な思考の持ち主ですが、ロマンチストでもあります。

それでは、また来週～