リセット癖

大学生の時、もう絵なんて描きたくないと言ってTwitterで絵描きをみんなミュートして、漫画アニメに触れないと宣言したことがある。直後に普通に漫画を読んでしまい、それは終わった。

今でもたまに急にSNSが嫌になり、必要の無い情報を出すアカウントをミュートやフォロー解除をしたりする。
でもそのうちそんなことも忘れて、なんで解除したんだっけ?と思いながら新しく絵描きをフォローすることがある。

生きている自分が無様だと思い、Twitterのアカウントを消すことがあった。30日以内にログインすればアカウントが復活するので、デトックスのように、物に八つ当たりするように、消した。
すると当時親しかった友人からどうしたの?とLINEでメッセージが来た。
そうやって、人に心配されるのが嬉しかった。
家庭が荒れていた時は、特に人に心配してもらうことがあり、ビックリしたが嬉しかった。

今は多分心配してくれる人はいない。
親しかったLINEをくれた友人には、私が過度に心配してもらったり構ってもらおうとしつこくメッセージを送ったりして、自分の意のままにならないことを不満に思い、相手を不快にさせて完全に関係性を終わらせてしまった。

アカウントを消してもその分立派になって戻ってこれることは無い。消さなくても、この人間性だから人間関係は消えていく。

もう消すものなんて無いのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?