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5分でわかる、テキサスホールデムのルール

最近では、ポーカーをテーマにしたYouTubeチャンネルが、続々と設立されて、ポーカーの人気はうなぎ上り!

今回は、世界中でもっとも人気のあるテキサスホールデムという、ポーカーのルールについて、ポーカー初心者の方にも分かりやすく解説いたします!

1.テキサスホールデムとは?

テキサスホールデムもあくまでポーカーの一種なので、役の強さで勝負したり、チップを賭けたりという点では、基本的にドローポーカーなどのポーカーと同じです。

日本で浸透しているドローポーカーは、最初に配られた5枚のカードを交換していって役を作りますが、テキサスホールデムのルールではカードは2枚しか配られません。

そして、2枚の自分のカードと、5枚の全員が使える共通カード(コミュニティカード)の計7枚の中から、5枚を使って役を作るります。

また、テキサスホールデムのゲームは、大きく分けて4部構成でなり立っています。そのいずれでもチップを賭けることができるベッティングラウンドがあります。

その各局面で、ベットしてゲームを続行するのか、いさぎよく降りるかで、考えながらプレイするゲームです。

ここまでが、大体のテキサスホールデムのルールの輪郭です。

以降で、4部構成の中の各局面、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーについて、一つずつ解説しますね!

(1)プリフロップ

プリフロップはディーラーがすべてのプレーヤーに2枚ずつ、個人のカードを配るラウンドです。このカードはスターティングハンドと呼ばれて、相手に見せてはいけません。自分だけでこっそりと確認しましょう。

フロップの前のラウンドなのでプリフロップとなっています。

(2)フロップ

5枚の共通カードのうち、3枚が表向きにされます。スターティングハンドとのコンビネーションをみて、続行するかしないかを検討します。

(3)ターン

さらに追加で1枚の共通カードを公開されます。同様に、続行するか、降りるかの判断します。

(4)リバー

ここで最後の1枚が追加で、公開されます。これが最後のラウンドになるので、まだ勝負に残っているプレイヤーがいた場合はショウダウンとなり、役の強さを競います。

2.基本的なテキサスホールデムのルールと用語

テキサスホールデムの各局面の確認ができましたので、最低限覚えておくべきルールと用語の解説をします。

まずはポーカーにおける勝敗を決める役の強さです。役の強弱がわからないと比べようがないので、ここはしっかり覚えておきましょう。上から強い順に並べます。なお、テキサスホールデムにおいてはジョーカーを使わないためファイブオブアカインド(ファイブカード)は存在しません。

・ロイヤルストレートフラッシュ

・ストレートフラッシュ

・フォーオブアカインド(フォーカード)

・フルハウス

・フラッシュ

・ストレート

・スリーオブアカインド(スリーカード)

・ツーペア

・ワンペア

・ハイカード

世界的にはフォーカードやスリーカードといった呼び方はほとんどしません。〇〇オブアカインドという呼び方が一般的なのでぜひ覚えておいてください。

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さて、では同じ役同士の時にどうやって優劣をつけるかについてですが、その場合は役を構成するカードの数字の大きさせ競い、大きい数の方が優勢と判断します。役に構成する数字も同じ場合は役に関係ない部分の数字を比べます。(Aは例外として最強で次でK,Q,J,Tと続き2が最弱です。)

ですから、Aを含んだロイヤルストレートフラッシュは普通のストレートフラッシュより強くなります。

フルハウスは5枚全部が役に関係していますが、先にスリーオブアカインドの数字を比べ、次にペア部分の数字を比べます。

ちなみスート(カードの絵柄)によって強さは変わりません。
同じ役同士で使用している数の大きさも同じ場合は、スプリットといって引き分けになり、当該プレイヤーがチップを等分します。

次に各局面での順番が回ってきた際にできるアクションについて解説します。

・ベット

チップを賭けること。

・コール

前のプレイヤーが賭けた額と同額を賭けること。

・レイズ

前のプレイヤーが賭けた額に上乗せして賭けること。基本的には前に上乗せされた額と同額以上である必要があります。

・フォールド

ゲームからおりること。自分のカードはディーラーに見えないように返し、それまでに賭けていたチップも没収されます。

・チェック

自分の順番でチップを賭けずに次の人に回すこと。まだそのベッティングラウンドで誰も賭けていない場合のみ選択できます。


3.テキサスホールデムのゲームの流れ

テキサスホールデムを始める時はまず座る位置をきめます。

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座る位置の主な名称は、ディーラーボタンという目印が置かれ、最後に自分の順番が回ってくる「ボタン」

ボタンの左側で最低ベット額の半分を最初から賭けなければいけない「スモールブラインド(以下SBと表記)」

SBの左側で最低ベット額を最初から賭けなければいけない「ビッグブラインド(以下BBと表記)」

BBの左側の「UTG(アンダーザガン)」

残りの座る位置はUTGから左に行くにつれ、UTG+1・UTG+2となります。
時計回りにディーラーボタンは移動させるので、UTGの人は次のゲームではBB、さらに次ではSBとなります。

これまで説明してきた、テキサスホールデムのルールの情報を総動員して、以降で詳しく流れをみていきましょう!

初めに、座る場所が決まったらゲームの開始です。

最初はプリフロップです。

まずはテーブルに定められた最低ベット額の半分をSBが、最低ベット額をBBが賭けます。

つぎに全員に2枚のカードが配られ、ベッテイングラウンドにラウンドに移ります。

SBとBBはすでにアクションを終えているので、UTGからベットやフォールドなどのアクションを行うことになります。

ベットやレイズが発生せずに、全員のアクションが終わると、その局面のベッティンは終了し、次の局面に進みます。

誰かがベットやレイズをするともう1周追加となり、だれもレイズをしなくなるまで続けることになります。もし1人を除いて、他のプレイヤーがフォールドした場合には残った1人がチップを総取りします。これは以降のベッティングラウンドでも同様となります。

2番目はフロップです。

ボードに3枚の共通カードがディーラーによって公開されます。フロップ以降のベッティングラウンドはプリフロップと違って、SBからスタートすることに注意しましょう。

3番目はターンです。

さらに追加で1枚の共通カードをディーラーによって開かれ、ベッティングラウンドを行います。

4番目はリバーです。

さらに追加で1枚の共通カードをディーラーによって公開され、ベッティングラウンドを行います。

リバーが最後のカード追加となるので、リバーでのベッティングラウンドを終えたあとに複数のプレイヤーが残っていた場合は「ショウダウン(お互いの役を比べること)」を行い、一番強かったプレイヤーがチップを総取りし、1ゲームが終わりとなります。

4.まとめ

以上が基本的なテキサスホールデムのルールになります。
ラウンドこそ分かれていますが、基本的な流れは4ラウンドとも流れは同じなので、ルール自体は簡単でしたよね?

なのですが、いざやってみると本当に奥深いゲームです。例えば、スターティングハンドや、ポジション、他のプレーヤーのタイプ、ベットの量、心理戦などなど、掘れば掘るほど学ぶと強くなるコツが出てきます!

テキサスホールデムの人気はポーカーの中で一番であり、世界一を決めるポーカー大会でも賞金額が一番高いのがテキサスホールデムなのです!

基本的なルールに留まってしまいましたが、今回はここまでとしたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

CASIMARU.comでは、さらに詳しいテキサスホールデムのルールの説明や、テキサスホールデムの戦略の話しなど、たくさんの記事があるので、ぜひ遊びにきてくださいね!

世界一のポーカープレイヤーを目指して、テキサスホールデムをプレイしましょう!


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