借り換えローン決定ポイント3:手数料がかかるか?

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これではせっかく低金利のローンを選んでも、お得になったとは言えませんよね?

契約時と返済時に手数料がかからないのかについても、かならず申し込み前に確認しておきましょう。

こちらも併せて参考にしてください。カードローン借り換えは金利と返済額の比較を!メリットを詳しく説明

借り換えローンの審査は難度が高い!申し込み前のチェックポイント

ここまで借り換えローンのメリットや具体的な選び方について紹介してきました。

「もしかしたら、借り換えた方がお得になるかも!わたしも申し込んでみようかな?」という気持ちになった人もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、本当に残念なことなのですが、借り換えローンは通常のカードローンよりも審査難度が高く、申し込んだからといって誰でも利用できるわけではないのです。

申し込み前のチェックポイントを5つ紹介しますので、かならずチェックしていずれの項目にも「Yes!」と自信を持って言えるときだけ申し込むようにしてください。

申し込み時のチェックポイント1:5年以内に債務整理していないか

5年以内に自己破産や任意整理などの“債務整理”を実施した人は、その記録がまだ個人信用情報機関(CICやJICC等の個人の借入状況や返済状況などをすべて管理する機関)に残っています。

借り換えローンの審査時には、申し込み先の金融機関はかならず個人信用情報機関に情報照会を実施しますので、あなたの黒歴史もバレてしまい、ほぼ100%審査に落ちることでしょう。

個人も個人信用情報機関に自分の情報を問い合わせることができますので、過去に金融関係でやましいことがあった人は、申し込み前に情報照会しておくことをおすすめします。

個人信用情報機関は3つだけ!問い合わせ先はコチラ

個人信用情報機関は、主に消費者金融関連の信用情報を扱う“CIC”とクレジットカード関連の情報を扱う“JICC”、銀行や信用金庫関連の情報を扱う“全銀協”の3つだけです。

いずれの個人信用情報機関も他の個人信用情報機関と情報を共有していますので、借り換えローン審査に通るためには、すべての個人信用情報機関に記載されている情報をチェックしておく必要があります。

問い合わせ先を以下に紹介しますので、債務整理や滞納などのやましいことがある人は、情報が残っているのか確認してから借り換えローン審査に申し込みましょう。

申し込み時のチェックポイント2:返済を延滞していないか

返済を延滞した履歴も、個人信用情報機関に残ります。

2年ほど残ることが一般的ですので、思い当たることがある人も個人信用情報機関に問い合わせて情報照会をしておきましょう。

申し込み時のチェックポイント3:携帯電話料金を延滞していないか

携帯電話料金を滞納しても、個人信用情報機関にネガティブな記録が残ることはありません。

しかし、携帯電話料金と機種代金の分割分を合算して支払っている人は、支払いを延滞するとCICに延滞情報が記録されることがあります。

近々2年以内に携帯会社への支払いが滞った記憶がある人は、CICに情報開示を請求しましょう。

申し込み時のチェックポイント4:借り換え専門のローンかどうか

実際のところ、カードローンの借り換え専門のローンというものはほとんど存在しません。

全国的に知られているのは、消費者金融アイフルの「かりかえMAX」くらいなのではないでしょうか。

借り換え専門のローンの場合は、金融機関側も申込者に融資したお金が新たな借金とはならないことが分かっていますが、借り換え専門のローンではない場合は、金融機関側は申込者が新たな借金をするという風に理解して審査を行うことになります。

つまり、あなたに借金が100万円ある状態で借り換え専門のローンに申し込むなら、ローン業者はあなたの収入状況が100万円の借金に耐えられるのか審査を実施しますよね?

しかし、借り換え専門ではないローンに申し込むなら、ローン業者は200万円(現在の100万円+新たな借入の100万円)の借金に耐えられるのか審査することになり、審査は非常に厳しいものとなってしまうのです。

現在、住宅ローンなどの有担保型ローン以外に収入の3分の1を超える借金を抱えている人は、通常のローンではなく借り換え専門のローンに申し込むようにしてくださいね。

申し込み時のチェックポイント5:勤務年数

最近は転職することがそこまで珍しいことではなくなりましたので、以前よりも勤務年数に対して厳しいチェックが行われることはありません。

しかし、転職したばかりのタイミングでは、金融会社は「すぐに仕事を辞めるような人間かも?収入が安定しない可能性もあるな」と判断して融資を実施しないこともあるのです。

審査に落ちたくないなら、少なくとも勤務年数が1年以上の状態で、借り換えローンに申し込む方が良いでしょう。

借り換えローンの手続き

チェックポイントをチェックして特に問題がなかった場合は、借り換えローンに申し込んでみましょう。

手続きは新規ローンと同じですが、手続き終了後にかならず現在利用中のカードローンを完済することを忘れないでください。

安易に新たな借金を増やさないためにも、完済だけでなく解約しておくことを強くおすすめします。

金利だけで借り換えローンを決めるのは危険

借り換えローンには借り換えや解約の手間がかかりますので、新規にカードローンに申し込むよりは面倒なものです。

金利だけで「こっちのローンに借り換えよう!」と即決してしまうのではなく、審査に通るかしっかりと吟味してから申し込みをするようにしてください。

また、借り換え専用のローンでないときは、金額によっては審査が非常に厳しいものとなる恐れがあります。

できれば借り換え専用のローンに申し込むようにしてくださいね。



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