3日目

研究を全然できていないことに気づいた。もっとなんか流れるように研究しないといけない、没頭しないといけないと感じた。そういえば、今朝眠るときにずっと頭に数式を描いていて、二つくらい良いアイデアが浮かんだ気がして、起きてみたら全然使えないアイデアだった。でもそれが大事なんだろう。今の俺は、錆び付いていて、頭を働かすべき段階に到達できていない。だらだらしているだけだ。ダメすぎ。頭をコレとコレとコレに使うべきだとわかっているが、コレを考えることから離れすぎていて、今は考える前に思い出すをしなければならない。そんなもの直感なんて働くわけがない。

とにかく思い出せ、やらなければならないこと、考えなければならないことを思い出す時間が欲しい。それを整理して、全部認識した上で、改めて没頭しよう。今は没頭する対象を忘れている。どんなに机に向かったとしてもそこにあるのは凡人が事務作業をしているだけだ。

どうやら俺は忙しいようで、おかしい。10時間くらい没頭しなければならないことが週に五種類くらいあって、一つのことに没頭するにはその前後10時間もそのことについて考えてないといけない、みたいな。おかしい。

また一つ締切を(ほぼ)終えたので、もう少しゆっくりしたい。

べつに俺は研究がやりたいのではない。没頭がやりたいのだ。俺が没頭できることが研究くらいしかわからないだけだ。困った。

・煮魚を食った。骨があるなど、食うのが面倒すぎて全然美味しくなかった。食うのが面倒臭いと考えていることを改めて認識したとき、少し味わうことができた。本能が弱い。
・昔好きだったサラダスパゲッティの味が、実はシャキッとコーンのタレとマヨネーズを和えることによってほぼ実現されうることに気づいた。本能を分解している。
・なんとなくやりたくなって、ゴミ箱に紙屑を投げる練習を15分くらいした。途中で飽きてきて、積まれた本の上に紙屑を載せる練習に変えたが、めちゃくちゃむずかしかった。実際にできたのでよかった。
・男気チャレンジは人間的くらがりを拡張するものな感じがする。俺が今やってるのは動物的くらがりを拡張していく感じがする。わざわざ別にやろうとしない身体的動作や感覚的動作を改めてやってみたい。

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