銀河英伝説Die Neue Theseのこと

映画は見ていないので、ようやく配信以降の話を見ております。
旧作のOVAも全部見ておりました。
新作はもちろん現在の作画技術とCGで素晴らしいものがあるのですが、旧作はかなり尺数を使った贅沢なつくりでしたから、原作忠実かつ、アニメオリジナルの改変もなかなか良いところがあったのでございます。例えば

自由惑星同盟の士官と帝国辺境惑星領主娘の恋愛話

同盟軍の帝国侵攻の時の話ですね。一話丸まる使っていました。
実は父親が色々便宜を図ってもらいがたいために娘を近づけた、と言い放つのがもの悲しい回でありました。

カストロプの首飾り

カストロプは同盟首都を守っているアルテミスの首飾りという兵器をフェザーンを通じて密かに購入しているという描写がありました。
これは確か原作にもない話で、何故カストロプが帝国に対して強気に出られるのか、その理由付けであると同時に、フェザーンという金さえ積めば何でも持ってくる不気味な第三勢力の存在を視聴者に印象づけるという、一石二鳥の効果を出していたように思います。
まぁ、旧作の全員ローマ人のような服装はいかがなものかと思いましたが(^^♪

イゼルローン要塞

原作ではデススターのような頑強な個体(?)の感じでしたが、旧作の液体金属に覆われている、というのは斬新でした。
液体金属の中を砲台が動くというのもカッコよかった。


設定とかではないのですが、旧作OVAのアムリッツァ星域の戦闘でキルヒアイス軍が機雷源を突破してヤン艦隊に迫ってきたときの演出、BGMとあいまって鳥肌が立ちました。
「機雷源はどうしたーっ?」 ムライ
「突破された模様です!」 オペレータ そこにかかる同盟軍国家BGM
そして次回につづく・・・
よかったなあ、ここ。

あと、銀英伝といえば当時の声優さんがほとんど出ていたため、別名、銀河声優伝説と言われていたとか言われてないとかでしたが、今では鬼籍に入られている方も少なくなく、寂しい限りなのですが、オーベルシュタインなど、塩沢兼人氏の話し方に寄せてきていてうれしいですね。

旧、新両方に出ている方もいるそうですが、今週のNeue Theseを見てびっくりしました。

フレーゲル男爵ー古谷徹氏の登場です!

旧作でフォーク准将を憎々しいまでに演じておられて、素晴らしかったからこの再登場は超うれしい。

フォーク准将と違ってまた再度登場する人物であるから楽しみですね。(Neue Theseってどこまでのアニメ化するのか知らないのですけれど(^^)







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