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腸炎になってよかったこと

先日、腸炎にかかって
1日だけ入院してきました。

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原因は、焼き肉の時に
生肉を触った箸でそのまま
食してしまったことと、

ちゃんと火を入れていたから
大丈夫だろうと3日目のシチューを
食べてしまったこと、
ではないか?と。

夕方17時頃から19時頃まで
吐き続け、辛くて辛くてたまらず
救急で受診したところ

「入院しましょう」

と言われ、入院することに。

息子も一緒に
病院に来てくれたのですが

家でげーげー吐いてた時は
しらーん顔してたのに

点滴につながれたわたしを見て
ぼろぼろと涙をこぼし

「ママ、死んじゃうの・・・?」

と(笑)

死なんわい。

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コロナの影響で
病室に息子は入れないため

車いすに乗せられて
病室へと消えていくわたしの後ろ姿を見て
嗚咽するほど泣いていたそうな(笑)

看護師さん達から

「息子ちゃん、ぎゃん泣きやったよ」
「かわいいね」

などと言われて


もう10歳なんですけどー
発達が遅くて―

と言い訳しつつも

悲しい、とか寂しい、とか
そういう感情が彼にも
ちゃんとあって

ママが病気で入院して
家に帰ってもママがいないんだ、とか

死んでしまったら
もうママに会えないんだ、とか

そういうことが
わかるというのはいいことだ、と
吐き疲れて朦朧とする中、
思ったりしてた。

毒を出し切ったら
すっかりよくなって
翌日には退院したんだけども

パパ曰く

「病院ではぎゃんぎゃん泣いてたけど
家帰ったら

”おなかすいたー”

って
ガツガツラーメン食べて

突然、

「オレ、明日の用意せなあかん!」

って言って、オレに
あれやれこれやれ
って指示してきたよ」

と。

普段、学校の用意は
ほとんどわたしがやっていたから
大丈夫かなあと心配していたけど

何が必要かちゃんと
理解してパパに指示ができるなんて
成長したなあ、と嬉しくなった。

加えて

「寝る前に、真剣な顔して

”パパ、ママが死んだら
新しいママ買って”

って言って寝たわ(笑)」

と(爆)

障害児を
育てていらっしゃる方は

”わたしが死んだ後
この子はどうなるんだろう”

と、
考えない日はないと思う。

少なくともわたしはそうで
日々、心配して生きているけれど

パパも、息子の朝の送迎や
帰宅時間のことを
わたしが何も言わなくても
仕事を調整してどうにかしてくれたし

息子はわたしが死んだあとの
対策(笑)まで考えられるなら
わたしがいなくてもきっと
大丈夫だなあとほっとした。

たまには腸炎もいいもんだ。


サポートいただいたお金は息子とのデートに使わせていただきます。 彼はチョコレートが好きなのでチョコレートケーキとジュースが飲める お金をください♡あ、わたしのコーヒー代も!笑