見出し画像

助けるひとと助けられるひと

わたしの息子は563gで生まれ
生死の境を彷徨い、半年間入院しました。

画像1

現在は死にかけたのが嘘のように
体は健康そのもので元気いっぱいで
なんの心配もないのですが、
”知的な遅れ”があり、特別支援学校に通っています。

最近、”あつまれどうぶつの森”をきっかけに
美術品に興味を持ちだして、

「ママ、彫刻ってなに?」

と聞かれて、うまく答えられなかったので
実物を見に、美術館へ行きました。

画像2

障害があるから、
ふつうの子みたいに
たくさん勉強して、
何者かなるというのは難しいだろうから

なんでもいいから
好きなことを見つけて、
どうにかひとりで
生きていけるようになってほしい。

そのための芽を
親であるわたしが見逃してはならない!!

と、いつも
か細い(←ウソ)双肩に
ガンガンに力を入れて思っているのですが

そもそも、

ひとりで生きて行けるようにならないと
ダメなのだろうか?

と、考える日もあります。

↓見返り美人図がお好きらしい。

画像3

息子が生まれてから
障害児には様々な行政の支援が
あることを知りました。

例えば、医療費が無料だったり
こちらの記事でも書いた
放課後等デイサービスだったり。

助けてくださる方に
感謝すると共に
ふと思ったことがあります。

助けてくれる人たちが活躍するためには
”助けが必要な人”の存在が
不可欠なんじゃない?

と。

助けが必要な人がいるから
助ける人がいて
助ける人は”ありがとう”と言われて
嬉しい気持ちになる。

いつか、息子も助けられる人ではなく
助ける人になって欲しいと思うけれど

助けが必要な人で居続けることも
助ける人になることと同じくらい
尊いことなんだろうな・・・

と思いつつも。

せっせと美術館へ行ったり
図書館へ行ったりして
息子の興味のあるものを
伸ばそうと必死になるという

矛盾の中で今日もわたしは
息子と共に生きています。


歩き疲れたのでふたりでお茶♡

画像4





サポートいただいたお金は息子とのデートに使わせていただきます。 彼はチョコレートが好きなのでチョコレートケーキとジュースが飲める お金をください♡あ、わたしのコーヒー代も!笑