日本が好きです

わたしの息子は
２４週・５６３gで生まれ
半年間、入院しました。

死ぬかもしれない、障害が残るかもしれないと
散々言われていたので、
息子の命や体のことが１番心配だったことは
言うまでもないですが

それに加えてわたしがガクブルだったのは
２４時間の完全看護、立派な医療機器、

治療費っていくらかかるん？

ということ。
払えるのかな？息子の命を守ってあげられるのかな？
お金で命が救えないなんて悲しすぎる。

わたし自身も、死にかけたので
面会謝絶の部屋の中でひとり、
お金の不安に震えていたことを思い出します。

でも、少し元気になってから
入院費のことなどを説明してくれた
病院の方に

「助成があるから無料ですよ」

と聞いたときは
心の底から

日本ってなんていい国なんだ・・・！！！！

と思いました。

もちろん、日々のニュースを見ていて
”えー・・・”と思うことは０ではないですが

この時代、この国じゃなかったら
息子は生きられなかったかもしれない、
と思うと

わたしも息子も日本に文句は言えないな、
と思っています。

余談だけど

お金のことで心配していたわたしに
父が

「金のことは心配するな」

と母に言っていたようで
（我が家は普通のサラリーマン家庭で
たくさんお金があるわけではありません）

父にも今更ながら感謝です。
おとーさん、ありがとう。

どうにかならないかもしれない状況でも
その言葉を聞けて娘は心強かったです。

日本にも両親にも感謝。