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「上司を超える」ことが許されないのが日本の弱さの理由!?

日本の弱さの一つとして、上司を超えてはいけないことが挙げられないでしょうか?なぜ、そうなっているのか、考えてみます。

1.上司の理解を超えることは失礼だという認識

2.権限・責任が上司に集中しているから

3.これにより社員が自由に発言できる機会を損失

1.上司の理解を超えることは失礼だという認識

まず、日本の忖度文化により、この影響は大きいでしょう。多くの場合、日本企業では、上司にしっかり理解できる資料や提案することが重要です。役員レベルともなると、理解できないような用語や、新技術など端折ったりします。

しかし、こういった文化は、上司となる人の理解を超える提案を阻害することになり、イノベーションを阻害することになりがちです。よって、役員や上司の器がどれだけかで、その会社の戦略力は決まってしまうのです。

2.権限・責任が上司に集中しているから

基本の構造上、物事の権限や責任は、かなり高いところに集中する傾向にあり、或いは、高いレベルで曖昧に分散しています。

上層部も理解を超える提案の責任を持ちたくない、怖いという感情が働き、無難な理解ができる範囲の戦略を求めるようになってしまうのでは、ないでしょうか。

3.社員が自由に発言できる機会を損失

これにより、身の丈にあった提案、いわゆる洋服であれば、上層部がMサイズならMサイズ以上の提案は出てこないのです。発言や提案もMサイズでとどまり、更に、中堅層がSサイズなら、一般社員はSサイズ以上の提案は出てこないのです。

どうすればいいのか?

欧米先進企業では、比較的権限は、分散されており、一人一人がリーダーという認識もあります。また、忖度という文化もありません。

イノベーションを起こすためには、身の丈に合わない提案や発言もわざと受け入れる仕組みを構築したいものですね。

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