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就職転職で響く強み一覧[2023年版]-自分の強みがわからない方!



「貴方の強みを5つ挙げてください」ー


ここで、貴方はさっと10秒以内に5つぐらい答えられますか?
就職面接、転職面接で聞かれたらどうしますか?XX力って言葉自体思いつかないって方はいませんか?

さっと答えが出ない方は、次を読んでください!

「自分の強みがわからない」ー どうにか響く答えが言えないかー

強みがわからない会社員

こんなことよくありませんか?

自分の「強み」がわからないー 「強み」がはっきりと言えないと就職・転職・副業の際には圧倒的に、自己PRとして不利になります。

日本では、今まで年功序列や終身雇用制度の元、「強み」をあまり意識しなくても生きてこれました。この弊害が出ているのではないでしょうか!?そんな状況の方は、今すぐ対策しましょう。

❕突然ですが!!「強み」をいくつ言えますか?時代に合ってますか?
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「強み」とは

まず、「強み」とは何でしょうか?

辞書によれば、①強いこと。強さの度合 ②頼りになるすぐれた点。長所。と定義ができるようです。

一般的にキャリア・人生を歩むうえでの「強み」は、「人から頼られるぐらいの優れた貴方の能力・スキル」を指すと言ってよいでしょう。

強みの源泉である能力・スキルは、カッツモデルによると、3つに分けられます。❶コンセプチュアルスキル(いわゆる判断力)、❷ヒューマンスキル(いわゆる人間力)、❸テクニカルスキル(いわゆる専門スキル)です。

「強みは?」と聞かれた際に答えるキーワードは、この3つのカテゴリーのうちのどれかになっているはずです。

◆参考:カッツモデルとは(銀座コーチングスクールより)


また、「強み」分析から始まる転職力&副業・ギグ力を専門とするGig-Moによれば、100程度の強みを整理しています

以下一覧を参考に!
◆参考:「強み」一覧100 Gig-Mo作成 

ここから拾いましょう。

強みスキル完全一覧 By Gigmo

なお、強みを知ることは、自己分析よりもとってもシンプルで有効な方法です。自分を全て分析しようとするのではなく、「強み」に特化して考えればいいのです。それ以外の情報はある意味、あまり自己分析でも重要ではありません。

自分の強みがわからない場合の3つの考え方

❶強みは誰にでもある(心構え)
❷強みはこうすればわかる(分析対策)
❸強みがわかればやる気が出る(目標)

❶「強み」は誰にでもある 

よくある誤解として、強みは、絶対的な基準で考えなくてはならないということです。例えば、英語が得意です。という強みはどこからが強みなのでしょうか?TOEIC700点以上?TOEIC800点以上?もちろん、世間相場というものはあります。しかし、自分が相対的に得意だ!と思ったら、TOEIC600点でも得意・強みだと言ってしまってよいと思います。
強みは自分の中で、比べてみて、得意なもの、取り組む意欲を挙げればよいのです。

❷「強み」はこうすればわかる

◆こちらも参考:マイジョブカードからのヒント


強みは、どうすれば見つかるのか・・と悩んでいる方はいませんか?強みをみつけるシンプルな方法を紹介しましょう。
1.自分の好きなコトを考える
2.自分の転機を振り返る
3.自分の「強み」をとりあえず9つ紙に書いて、何故か振り返る

1.自分の好きなコトを考える

強み=好きなコトから派生していることが多いので、「強み」がわからない方はまず「好きなコト」探しから始めましょう。例えば、ケーキ作りが好きという方は、意外と「几帳面」「人を喜ばせることが好き=思いやり」が、強みだったりするかもしれません。
また、パソコンが好きな方は、論理的思考力や、集中力が高いかもしれません。そんな具合に「好き」から振り返るのも良い方法です。

2.自分の転機を振り返る

次に、自分の転機を振り返る方法です。突然ですが、今までで一番の大きな転機(人生の変化)は何だったでしょうか?転職?昇進?資格合格?
その際に発揮した能力・スキルは何だったのでしょうか?そんな風に考えてみると、キーワードが出てきたりします。
例えば、資格合格のために、残り2週間で挽回したという事であれば、短期集中力と結果達成力があるのかもしれません。

自分の転機を振り返る

❸強みがわかればやる気が出る

「強み」がわからないかたは、「強み」を言語化して知ることのメリットをあまり感じていません。
自分の強みがしっかり整理されている方は、こんなすごいメリットがあるのです。
1.自己効力が上がる(元気が出る)
2.転職力が上がる
3.副業・ギグワーク力が上がる

1.自己効力が上がる(元気が出る)

まず、一番のメリットは、元気が出るという事です。自己効力感という言葉を生み出したカナダの心理学者Bandula氏によれば、自分の達成経験=いわゆる強みを振り返り、それ知ることは自己効力感を上げることに寄与すると言っています。
考えててもそうではないでしょうか?
自分の強み=存在の価値でもあります。これがしっかり言語化できるのは素晴らしいことです。

2.転職力が上がる

次に転職力が上がるという事です。
強みが整理されて、言語化できている状態は、常に最新の職務経歴書が準備することが可能な状態です。また、その強みを軸に新たなキャリアやスキルを積み増すこともできるので、ますます、貴方の経歴を光らせることができるでしょう。
常に転職できる状態=転職力が増すのです。

3.副業・ギグワーク力が上がる

「強み」を把握したなら、その強みを活かし、会社に頼らずとも自分で副業やギグワークをすることで、収入を得ることも可能でしょう。
副業と言っても、最近はギグワークも主流です。特に創発型のギグワークでは、単に事業者から労働を請け負うのではなく、自分で思いついたサービスを市場に直接売ることもできます。C2Cプラットフォーム、クラウドソーシングとも言いますが、ココナラなどのアプリで「強み」の売り買いが可能です。

ストレングスファインダー2.0も参考になります。

就活・転職面接での言い方と効果的対策

では、自分の「強み」が整理されたとして、「強み」、または「自己PR」の言い方については、どこを気を付ければいいのでしょう。ここで気を付ける点を3つだけ挙げてみましょう。
1.必ず根拠を明確にし、結論から言う
2.強みのバランスを考える
3.強みの需要を考える

1.必ず「根拠」を明確にし、「結論」から。

大事なのは、その「強み」の根拠です。例えば、ありがちな「コミュニケーション力があります」という強みは、なぜそう言えるのか?

具体的なエピソード、経験から必ず言えるようにしましょう。更に大事なのは、その証拠は、なるべくハードなものが良いのです!何を言っているかというと、「コミュニケーションを取れたことで、リーダーに指名された」「賞をもらった」など具体的なものにしてください。単に「人からそう言われます」というふわっとした回答は避けましょう。
また、結論から言う方がスマートです。

言い方例:
私の強みは、主に3点あります。まずは、「XX力」です。具体的には・・
としましょう。
「強み」の数は、3つ前後が好ましいでしょう!多すぎると、それぞれの強みが薄まってしまいますし、少なすぎるとインパクトが弱くなります。

2.「強み」のバランス!

意外と大事なのは、強みのバランスです。
冒頭に3つのカテゴリーを挙げました。❶コンセプチュアルスキル(いわゆる判断力)、❷ヒューマンスキル(いわゆる人間力)、❸テクニカルスキル(いわゆる専門スキル)です。可能なら、この3つのカテゴリーの中から、一つずつ言えるのが良いでしょう。

日本人の応募者にとっても多いのが、❷のヒューマンスキル。自分自身の性格しか言わない方です。こういった具体例です。

私の強みは3点あります。

「コミュニケーション力」と「傾聴力」と「信頼関係力」です。

上記の事例では、ヒューマンスキルの中の対人スキルしか言っていません。ヒューマンスキルを上げるのが悪いことではないのですが、この類のスキルは、ある意味誰でも言えてしまいます。例えば、職務経験がない学生さんでも言えます。証明も難しい類です。これでは、他の応募者と差別化できず、ちょっと退屈で残念な「強み」セットになってしまいます。

大事なのは、もし社会人経験がそこそこなら、専門スキルも必ず入れましょう。経理スキル、英語のスキル、プログラミングのスキルなどなど。このスキルは、人には簡単には負けない!こんな専門スキルをぜひ入れましょう。

どうしても、専門スキルがない!という方は、何か資格を目指し、「資格勉強中」などと経歴書に記載するだけでも効果はあります。

また、社会人経験が10年以上ある方は、マネジメント経験または、その資質が問われます。リーダーシップ力や、カテゴリー❶のコンセプチュアルスキルから一つを必ず入れましょう。ゼロベース思考力、判断力などです。

強みのバランス!

3.「強み」のマッチング&需要

次に、令和時代になって重要を増しているのが、「強み」の需要です。何を言っているかというと、その「強み」を挙げたはいいが、応募先企業にその需要はあるのか?社会的に、労働市場で求められているスキルなのか?という観点です。

❶労働市場との合致
もちろん、自分の得意な事、強みが、社会、労働市場と求める事と合致していればこれほど良いことはありませんが、世の中、刻々と変わるので、この調整が必要になってきます。
例えばですが、4つの言葉を挙げます。行動力、論理的思考力、企画力、胆力ー。どの能力・スキルが需要がありそうかを、グーグルトレンドで測ってみましょう。
◆参考:グーグルトレンド 2022年12月実施ー過去1年のトレンド

こうした見ると、意外と「行動力」の検索需要が多い=求人などの媒体でも多いと予測されます。また、意外と「企画力」は低いと見て取れます。こういった需要を捉え、自分の「強み」と、社会に出していく「強み」をうまく調整するのも大事でしょう。

❷応募先企業との合致
次の応募先企業との合致です。応募先企業は求人票を出しています。この中に求める人物のキーワードがあることを逃してはいけません。この求人票のキーワードと、自身の「強み」を合致させる必要があるのです。

また、合致されるソースは、「求人票」だけではありません。例えば
・社長、創業者の挨拶ページ
・社是のページ
・事業ビジョンや中期計画のページ
これらのWEBページからキーワードを絞り出す必要があります。
これは、キーワード出現率やテキストマイニングを使用しましょう。
以下、仮のデータからの抽出事例です[AIテキストマイニング活用]

上記のような例(あくまで仮のデータ)からすると、この仮企業データは
・抜きんでる
・先駆ける
・キャリアチェンジ
など、主体的に先駆けて動ける人材に焦点が当たりやすいことが予想されるのです。

上記のように、「強み」の一致を考えていくところまでできれば、対策としては万全でしょう。受ける企業ごとに、職務経歴書の強みの見せ方を変えるのも戦略です。

「強み」の副業対策

最後に忘れてはいけないのが、「強み」は転職の為だけにあるのではないということです。会社で活かすだけが強みではありません。広く、副業、社会活動などで強みを活かすことは、社会の為にもなるし、自分のキャリア形成のためにもなります。そこで、「強み」を活かせる副業・兼業・ギグワーク事例も紹介していきましょう。

1.副業で活かせる「強み」を見つける
2.所属するか、個人で活動するか
3.個人で活動するギグワークとは何者か?

1.副業で活かせる「強み」を見つける

まず、副業で活かせる強みは、いわゆる本業と言われる会社勤めの強みとやや違います。その違いは以下の通りです。
会社員が求めがちな強み・・判断力、マネジメント力、人間関係力系
副業が求めがちな強み・・即戦力的専門性、瞬発力、行動力
副業では、長期にわたって、人間関係やチーム力は必要としないので、当然ながら、今発揮できる専門スキルがベースになります。例えば、ヨガが好きで教えられるほどだ、WEBデザインが好きなので、直接作ってあげたいなどです。
もし、貴方の強みが副業向きなら、是非始めましょう!

2.所属するか、個人で活動するか

次に、副業と言えど、所属してお仕事をもらうタイプと、個人で発信するタイプがあります。後者は、とても無理だという方も、今はC2Cアプリがかなり充実しているので、敷居は低くなっていると言えるでしょう。

所属する場合は、その専門スキルを売っている団体に登録しましょう。そこから、お仕事を来るのを待って対応すればよいでしょう。例えば、キャリアコンサルタントというお仕事であれば、それを束ねる企業がいくつかあります。
所属する場合メリットは、待っていれば、とりあえずお仕事はもらえる可能性はある。但しデメリットは、簡単故、お仕事の報酬単価は良くない可能性がある点、その登録団体のルールに従う必要がある点でしょう。

3.個人で活動するギグワークとは何者か?

では、個人で活動する場合は、フリーランスになるという選択肢、個人事業主となる選択肢もありますが、今は、個人のまま、ギグワークをするという手段もあります。ギグワークは、2種類あり、労働者型と創発型に分かれます。前者の例は、Uber Eatsの宅配、タイミーなどの単発型単純労働です。後者は、Coconalaなどに登録するか、WEB上で出してしまうプチ起業のような方法です。
詳しくは、こちらもご参考にされてください。

職業人生は意外と短いからこそ、「強み」を活かしましょう。

突然ですが、貴方の残りの職業人生が短いなら、是非「強み」を再整理し、転職・副業に活かしていきましょう。

◆厚生労働省からのNews!

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◆「強み」を知るための参考動画集

・面接における「長所と短所」の答え方がコンパクトにわかります。


・30分で完全攻略ー時間がない方へ


ヒューマンスキル一覧50

[対自分系]・・対自分に対するスキル一覧です。
・自律/主体性     ・素直
・ポジティブ/明るい  ・負けず嫌い
・柔軟性         ・自制力
・自制心        ・内省力
・タフネス ・バランス感覚
・忍耐力        ・胆力
・責任感        ・楽観主義
・集中力        ・ストレス対応力
・冒険心/好奇心    ・謙虚
[対人系] ・・対人に対するスキル一覧です。
・リーダーシップ力        ・モチベーション力
・マネジメント力        ・交渉力
・コミュニケーション力     ・説得力
・チームワーク力         ・コンサルティング力
・受容・共感力          ・コーチング力
・傾聴力             ・カウンセリング力
・関係構築力           ・マナー
・発信力             ・協調性
・プレゼン力           ・アサーション
[対タスク系]・・対タスクに対するスキル一覧です。
・企画立案力       ・提案力      
・分析力          ・改善力
・計画力          ・やりきる力
・状況把握力       ・スピード
・課題発見/設定力    ・行動力
・目標達成力       
・実行力
・チャレンジ精神
・調整力

専門スキル一覧40 ※例示列挙

[IT系]
・PCスキル(応用)
・言語/Coding
・NW系
・DB系
・SW系
・サーバー系
・WEB/SEO系
・セキュリティ 
・その他開発系 
[グローバル系]
・英語力
・スペイン語力
・中国語力
・その他外国語
・異文化理解力
・国際知識 
・リベラルアーツ
[ビジネス系]
・経営管理
・人事
・経理財務
・法務
・営業
・マーケティング
・商品開発
・開発製造  
・店舗運営
[事務系]
・トラブル対応力
・PC・ITスキル(基本)
・資料&文書作成能力
・スケジュール調整力
・運営力
・秘書
・簿記
・速記
・国語力
[技能系]
・金属系
・電子技術系
・機械系
・情報技術系
・建設&建築系
・ファッション・サービス系

概念化・思考系スキル10

[思考力]
・仮説思考力(ゼロベース思考) ・直観力 
・ロジカル思考力          
・クリティカル思考力
・ラテラル思考力
・洞察力
・想像力
・先見性
・俯瞰力/視野の広さ
・判断力

頑張ってくださいね!(^ム^)

★この記事の執筆者:YACO|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|Lead Careerにてキャリアコンサルタント受験&活躍支援&Bansoキャリアにて越境キャリアの支援

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