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24年向!キャリアコンサルタント論述解答例!JCDAの特徴&論述対策&レッスン!

キャリアコンサルタント試験の論述試験!その解答例のヒントと対策はどうすればいいのでしょうか?試験団体別に見ていきましょう!

※以下解答例は、あくまでリードキャリアが過去3年間の合格者の解答例を分析し、傾向として示しているものです。合格解答としての確証はありませんのでご理解ください。

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JCDA論述試験の特徴と対策・解答例

試験内容イメージ(Leadキャリアオリジナル問題)

JCDA模擬試験問題

<JCDA>
★試験団体のページ&過去問題はこちら👇
過去問題 | 国家資格 キャリアコンサルタント試験 (jcda-careerex.org)

●特徴:JCDAは、CCとCLの対話形式で行われます。分量は2枚以上と長く、これを50分で解くという事で、時間との勝負になりがちです。

テーマ感としては、自己理解、仕事理解、コミュニケーションなどの幅広い問題を把握するというよりは、個人の捕らわれや、思い込みからくるイラショナルビリーフ(非合理的な信念)に気づき、深堀・言語化・経験代謝で、気づきを促すアプローチが多めです。

JCDA問い1


指定語句を5つ使い、良い例と悪い例を述べていく問題です。大事な対策を述べていきます。

❶まずモデルとなる進め方を理解しましょう。なぜなら、お手本を知らないと、良い悪いの判断とその根拠が言えないからです。さて、どういった進め方が良いのでしょうか?それは、試験団体が言っていますよね。どこで?

ここです👇
試験要項 - 受験案内 | 国家資格 キャリアコンサルタント試験 (jcda-careerex.org)

相談者との関係を築き、問題を捉え、面談を通じて相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスを心がける

JCDAキャリアコンサルタント試験要領

明確に試験団体は、上記とうたっていますので、関係構築➡問題把握➡気づき➡成長 というプロセスをすすめるのがお手本になります。

もう少し詳しくみていきましょう。関係構築は、ロジャーズの態度の中核三要件(受容・共感・自己一致)を見てみましょう。問題把握は、焦点を当てた深堀、はげまし、具体化などです。気づきは、経験代謝・言語化でしょう。

では、ここで、いよいよ良い例の記述に入っていきます。

ポイント1:指定語句の5つは、良い例の言葉か、悪い例の言葉か?これを仕分けしましょう。

良い例の言葉:受容・共感➡関係構築の為 具体化・深堀➡問題把握のため 言語化・経験代謝➡気づきの為 

悪い例の言葉:決めつけ、固定観念、助言➡関係構築や、気づきを阻害する要因

ポイント2:上記のように仕分けしたうえで、上記の現象(例えば、固定観念)にあたる発言があるはずなので、発見しましょう。ここをリンクし、「XXという発言があるので・・XXが出来ていない」と文章をつくり、つなげていきましょう!

<<問い1:解答例(オリジナルケース)>>
事例Ⅰは、CCtX「XXXXX」と決めつけたような伝え方をして、「XXXX」という思いに共感せず、具体的な転職の方策へと話を進めている。更に、
CCtX「XXX」と一方的なものの見方を伝え、XXXではないかと決めつけ、「XXXX」と助言している。事例ⅡはCCtX「XXX」ことに共感を示し、「XXX」という気持ちを具体的に聞き経験を言語化することで、「XXX」という思いへ自己探索が進んでいる。

JCDA問い2

次の問い2です。こちらは、指定語句の縛りはありません。下線部は、相応しいかそうでないかを判断し、その根拠とともに記述します。
簡単そうですが、指定語句がない以上自分で、良し悪しを判断する必要があります。

ここでも、お手本である関係構築➡問題把握➡気づき➡成長のプロセスに沿っているか、そうでないかがポイントになるのです。

<<問い2 解答例(オリジナルケース) 相応しくない>>
XXXXXという一方的なCCtの捉え方、理解をCLに伝えており、
関係構築ができず、CLに前向きな気づきが促せていないため。

<<問い2 解答例(オリジナルケース) 相応しい>>
XXXXというCLの強い思い込みに対して、自己探索や内省を促すきっかけとなっているため。

JCDA問い3

問い3は、このCLの問題(CCが捉えた見立て)を記述します。JCDAで特徴的なものはCLの内面的な特徴を理解することです。例えば(あくまで今までの傾向を個人的に分析したものです)、仕事理解不足だとか、会社の制度を知らないといった、CLの外部にあるものが、メインテーマになることは考えにくいです。とはいうものの、CLの内面的な問題に起因する外部環境ということもあるので、起因している(コミュニケーションの不足)ものは、記述しても良いでしょう。

CLは、一言でいえば、多くの場合、自己理解不足なのですが、もっと、深く洞察し、どういった部分がどうで、迷っている。自信を無くしている。判断がつかなくなっているのか。その根幹を捉え、根拠としてしっかり示すことが必要です。

<<問い3 解答例(オリジナルケース)>>
「XXXXX」という思いこみが感じられ、組織からの期待と、役職がない自分への期待の理解のすり合わせができていない。この点から、「XXXXX」と自己理解不足で、自己効力も落ちている点が問題である。また、急に役職定年を告げられており、「XXXXX」と将来のキャリアプランが具体的に考えられていない点も問題である。

JCDA問い4

問い4は、今後の対策を記述していきます。上記の考え方の元、CLに気づき・内省を促していくプロセスを継続するのが常套手段である可能性は高いです(あくまで今までの傾向から)。

また、周囲に付随する問題(仕事に関する思い込み、環境の理解の不足)があれば、その対策も付しておくことが無難でしょう。

<<問い4 解答例(オリジナルケース)>>
引き続き、XXXXしようするCLの気持ちを労い、不安な気持ちに共感し関係構築を継続する。XXXXという思いや背景を丁寧に傾聴し、更に自己探索を促していく。今でも頼られている人脈や知識なども丁寧にお聴きしXXXXなども一緒に整理していく。XXXXいる点も事実等を振り返り、自己理解を深めていく。役職定年後のキャリアをどう描いていくか、具体的なキャリアプランも話して、CLが自律的な意思決定ができるように支援する。

上記、回答例はあくまで一例ですが、ご参考にされてください。Leadキャリアでは、オリジナル問題を解くライトな論述レッスン(45分)を実施しております <👇レッスンの空き状況を見てみる>

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●動画を解説する動画もご参考。


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