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知っておくべき!JOB型で転職活動が変わる?就「社」からの本来の就「職」へ

昨今、リモートワークの増加に伴い、JOB型(仕事の難易度や影響度でその人の処遇や地位を決める型)が主流になっていきます。

この影響は、今、会社や組織では働く人だけではありません。これから、転職・就職しようとしている人々にも影響を与えそうです。これからは、Job(仕事)が募集の基本単位になっていき、Company(社)ではなくなるのです。本当の意味で就「職」時代になっていくでしょう。

聞いてみると、当たり前のように思えますし、「今までも仕事の募集があって、そのポストに応募してましたが?」といわれるかもしれません。

しかし、日本では、募集形式上はそうであっても、実際の多くの雇用契約上(主に無期雇用の正社員)では、「仕事内容:XXXX」ということで、仕事内容で契約はしていないはずです。(確認してみてください)

あくまでA社に入社するという契約のみであることがごく一般的です。 (もちろん、外資系、期間雇用の場合など例外はあります)

よって、入社後しばらくしたら、その募集ポストでない仕事に勝手に異動させられても、就「社」である建前上、文句は言えなかったのです。

変化★その❶ 専門性がモノを言う

JOB型での募集マインドが強くなれば、そのJOBをこなせる専門家というニーズが高まります。今までは、そのJOBができなかったら、「他のJobに異動させればいいや」と考えていた採用担当者も、ずっとそのJOBをやってもらうので、それなりの専門性を問うことになるでしょう。

変化★その❷ 年齢・性別・国籍は関係ない

Job型は、「XX」の仕事をこなせる人を求めます。今までは、就「社」でしたから、「社の風土に合うか?」「年齢層的に他のメンバーと合うか?」なども実は大事な要素でした。しかし、Job型は、あくまでそのJobをこなせる人を求めるというシンプルな考え方です。まだまだ、意識の変化には時間はかかるかもしれませんが、ドライに割り切り、自分より年下でも誰でも、まずは、その仕事をこなせる人を選ぶ基準に変わっていくでしょう。若手の大抜擢などもあるかもしれません。

変化★その❸ 転職(社間)は活発になる

Job型は、良い面を見れば、本人が希望した仕事が必ずできて、キャリア意識が高まる点があります。一方で、デメリットとしては、そのJobが、もし社内でなくなったら(事業縮小など)、その会社を退社せざるを得ない状況になる可能性も高いです。あるいは、会社都合でなくとも、Job型は、専門スキルがあれば、転職がしやすくなりますので、社間での移動は活発になるでしょう。

Job型新時代は、より自身の専門性を認識し、高める自己研鑽をする必要がありそうです。また、社外にも常にアンテナを張り、キャリアを自分で主導していく必要もありそうです。







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