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どうして貴方の意思決定が失敗するのか?キャリアの意思決定プロセスの話。

キャリアの意思決定の機会は増えています。意思決定にはプロセスがありますが、正解、不正解はあるのでしょうか?どっちにいったら、正解か?失敗か?っていつも悩みますよね。

重要なヒント、結論は「意思決定は内容ではなく、プロセスの方が大事という事実です」!!(^^)!

AまたはBのどちらかが失敗と考えてしまうのはなぜ?

よく転職や、就職などの選択肢を決める際に、どちらに行ったら成功ですか?失敗ですか?と相談を受けることが多いです。このように考える事って多いですよね。

或いは過去を振り返って、あの時A社を選んでいれば、あるいはA社に残っていれば、成功だったのに、、と悔やむことはありませんか?

なぜ、選択肢AまたはBを選んで、どちらかが失敗と考えてしまうのでしょう?

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AまたB、どちらも成功、または失敗という例の方が多い

キャリア理論や、キャリアの実践(過去の20年に及ぶ意思決定の相談経験より)を考えるに、AまたはB、どちらを選んでも成功、あるいは失敗という例の方が多いのではないかと思っています。

例えば、いつもキャリアの選択肢にぶつかり、とりあえず、選択肢を決めるのですが、いつも失敗する人は、毎回失敗します。

もし、AまたはBのどちらかが成功だとしたら成功率は50%のはずです。しかし、3回も4回も、選択に失敗したと訴えてくる相談者の方が多いのです。

これはどういうことでしょうか?確率論的にはなかなかありえないことになります。

逆に毎回選択に成功する人は、常に自分の選択は正しいと自信を持っています。

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意思決定は「内容」ではなく、「決め方」にあり

意思決定は、AまたはBのどちらを選ぶのかということが重要なのではなく、AまたはBを選ぶという「決め方」「プロセス」にその重要なポイントがあるのです。

「決め方」「プロセス」が悪いと、AまたはBという選択肢、どちらを選んだとしても失敗します。

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悪い「決め方」「プロセス」とは?

悪い「決め方」には3つあります。

❶後ろ向き

自分に自信がないまま、納得しないまま決めるという決め方です。これでは、決めたところで、前むきに取り組めません。

❷他人任せ(自分らしさがない)

よく、親に言われるがまま、上司に言われるがままに決めているパターンです。これでは、自主的にやろう!という気にはならないはずです。そして、失敗したとしても、XXのせいだと他責にできる傾向があり、学びがありません。

❸自分自身のライフテーマに沿っていない

ライフテーマとは、キャリア目標と近いですが、自身のライフの中で到達したいテーマと捉えていただくと良いでしょう。そのテーマと乖離しているとやる気ができません。意味を見失ってしまうことがあります。

この選んだ意味、やっている意味を見失うと人間やる気がでません。

また、上記が整理されていたとしても「プロセス」が確立されていないケースもあります。上記の材料を使って、論理的に、直観的に選択肢を決めるというやり方です。これで、さらに納得感が増し、選んだ選択肢をやりがいをもって取り組んでいけることでしょう。

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