マズロー欲求5段階&6段階説の意味・意義とキャリアへの活かし方!
マズローの欲求5段階説の意味・意義
日本ではあまり知られていないマズローの欲求5段階説の意味と意義。一部、人事職や、対人関係、カウンセリングのお仕事をされる方はその理論を学ぶかもしれませんが、人間の欲求は「生理的欲求」➡「安全の欲求」➡「社会的欲求」➡「承認欲求」➡「自己実現欲求」の5段階で説明できるというものです。
最近は、6段階目として➡「自己超越」「貢献」の欲求まで含まれるという見方もあります。
◆こちらもご参考!
人それぞれのキャリアへの活かし方
この欲求度合いは、低次の欲求から高次の欲求へと移っていきます。つまり!人それぞれ、発揮度合い、欲求の種類と度合いは違うという事がキャリア形成には大事です。
気づきにくいですが、人間は、各々の上記の6つの欲求を満たすために行動しています。
承認欲求が異様に強い人、自己実現欲求が強い人、貢献欲求が人一倍強い人。様々です。
この根源的な欲求が、柱となって、キャリアアンカー(いわゆるキャリアの軸)も形成されていくとされています。
例えば、会社員
会社員の根源的欲求は様々ですが、どちらかというと承認欲求が強い方が最後まで会社に残りがちだと思われます。もちろん、自己実現や、貢献欲求が強い方も中にはいますが、チームメンバーや上司から承認されたい、誰かを承認したいという欲求の強い方々が多いと推察します。
つまり、常に欲求は社内のチームメンバーや上司に向きがちなのもこの、心理的欲求によるものと思います。
例えば、フリーランサー、起業家、ベンチャー
こういった方々は、承認欲求を飛び越えて、自己実現欲求に向かっていると思います。上司や、誰かから褒められるという喜びよりも、自分がなすべきことをやり遂げたいという想いが強い方々です。
例えば、NPO、公務員
このような職種の方々は、貢献の欲求を感じやすいと推察します。自分の思う自己実現よりも、公、自分以外も含めた何かの役に立ちたいという欲求が強い方々です。
★知っておきたいあなたの知らないマズロー欲求段階説は👇
違う欲求段階で働くというミスマッチ
「え、役員に褒められたのに嬉しくないの??」
「え、あまり承認されないから嬉しくない?」
「え、社会への貢献感がない?うちは営利企業だよ?」
こんなミスマッチも実際起こっています。
例えばですが、自己実現欲求が強い人が、会社員になるとストレスを感じがちです。
会社員は、承認欲求が強い世界です。メンバー同士、上司からの叱咤激励を感じることを遣り甲斐に感じる方が多いです。
自己実現欲求が強すぎる人は、周りの方が良かれと思う、メンバーからの承認にたいして、そこまでモチベーションを感じず、自分のやりたいことを推進することになります。周囲から見ると、少し異質を思われることもあります。
また、貢献欲求が強すぎる方が会社員で働くミスマッチは、あくまで民間企業は利益ベースであるという矛盾です。
社会の為、公の為、つくしたいのに、会社の事業計画、利益志向が邪魔をすることがあります。
自分の欲求5段階を見極める事
人間だれしも、心理的欲求は度合いが異なります。各々の根源的な欲求段階を見つけて、キャリア探しをするのも必要ではないでしょうか。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
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