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日本ではなぜ、残業が抑制できないのかシンプルな理由('ω')~日本の特殊な考え方

こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです('ω')

残業大国日本から、残業は悪だとするような風潮に変わってきました。日本の総労働時間も、実はこの20年で、どんどん減っています。

「24時間働けますか」時代ではないのは確かです。

しかし。。どうも、個人の側から見て、残業が思うように減らない、経営者側からは、うまく残業を減らせない なんてこと、まだまだ日本ではよくあります。

世界各国と違う、日本人の「考え方」

実は以下のような質問で、日本は特殊です。

「仕事の範囲は?」と聞かれた場合

A 上司や部門からの指示に基づいたもの、契約したもののみを行うべき

B 仕事が終わっても、部門の課題は進んで解決するべき

C 仕事が終わっても、会社の課題は進んで解決するべき

貴方はどれでしょうか?

日本人の多くはAは選びません。部門や、会社の仕事を自分事化し、解決するよう教育されているからです。('ω')

しかし、海外では、多くの労働者はAを選ぶはずです。だって、契約した範囲、指示を受けた範囲で仕事をするのが、報酬とその対価の原則ですかあら。

ここに、残業をするという考え方の大きな違いがあります!

A(仕事型)の場合なら、

仕事が終わったら帰るのが原則ですし、労働者が残りたいといっても、理屈に合いません。また、「定時までに終わりませんので、残ります」も、何度も繰り返すと、解雇の対象になることもあります。ですので、よほどのことがない限り、絶対定時には帰ります。

B、C(メンバーシップ型)の場合、

自分の仕事が終わっても、帰っていいかどうか、わかりません。会社にいればいるほど、会社の仕事を受け取って、役に立てるという発想です。最近の、若い方を除けば、多くのシニア世代は、この考え方で、育ってきてます。

簡単に考え方を変えられないのです。

ですから、個人の側からすると、「残っていて、何が悪いんだ!」となりますし、経営者側からも「まあ、仕方ないか、その分仕事してくれ」となります。

そもそも、海外と、日本では、仕事に関する考え方が違うので、Aの「仕事型」の考え方にならない限り、残業をシステマチックに減らしたりすることはできないでしょう。

どちらがいいというわけではありませんけど、

「 残業をコントロールして抑制するぞ! 」

ともし言うなら、Aの仕事型の考え方にしないとそもそも不可能な話なんです。

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