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Zoomで1時間って疲れません?VRの方が楽な4つの科学的理由。

StanfordのVirtual Human Interaction Labを率いるJeremy Bailenson博士たちの科学的な研究が、査読付専門誌に最近掲載されたようです。

それよると、なぜZoomは疲れるのか、その根拠を示してくれています。結論は次の4点です。

①不自然に長いアイコンタクト
②過剰な自己フィードバック
③身体の動きが制限されることによる疲れ
④言語情報だけを拾うための疲れ

①不自然に長いアイコンタクト

これは、確かにある!という感じでしょうか。ずっと、参加者に見つめられている感じがする。そらすのも変だし・・そんなことを気にしていると無意識に疲れてきますよね。

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②過剰な自己フィードバック

要は自分を鏡のようにずっと見続けているという現象です。確かにそうですよね!どう映っているか、常に見続けることになり、この小さなストレスもたまると大きなストレスになるのではないでしょうか。

③身体の動きが制限されることによる疲れ

Zoomは、あまり動くと相手に悪いという意識もありますよね。あまりフラフラ動いたり、違うところに目を向けたりしにくいです。そんな疲れも確かにあります。

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④言語情報だけを拾うための疲れ

確かに人間は、言語情報だけを拾ってコミュニケーションをする生き物ではありません。非言語情報もしっかり、意識してコミュニケーションをします。しかし、非言語が0のため、そのデジタルすぎるコミュニケーションにつかれるという事は考えられるでしょう。

VR(仮想現実空間)、メタバースならどうか

上記の4点、VR(仮想現実空間)ならどうなのでしょう?個人的な経験から述べさせていただきます。

①不自然に長いアイコンタクト・・現実通り、アイコンタクトは外せます。
②過剰な自己フィードバック・・自分を見つけることはありません。
③身体の動きが制限されることによる疲れ・・制限されません。最近のVRはゴーグルに加え、手に2点、腰や足にセンサをまとう方もいます。
④言語情報だけを拾うための疲れ・・これは限界はありますが、最近のアバターは笑い、悲しい、感情を最低限表現できます。

上記4点の科学的な疲れは生じず、疲れはZoomよりもないという印象です。もちろん、個人差はありますが、「VR酔い」というデメリットはあるでしょう。

しかし、総合的に考えると、ZOOM2次元時代は終わり、VR三次元時代がそろそろ・・始まるのかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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