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管理職になりたくない!現代の管理職が病む納得の理由とは。

「管理職になりたくない!」事例が多発しています。現在のZ世代で言うと、半数以上は管理職に興味がない

なぜなのか?その理由は、もちろん、3大理由として、激務、賃金が見合わない、責任が増すだけということもありますが、最近の変化を見逃してもいけません。

理由は

「管理職と部下のパワーバランスが変化してしまっている」点です。

どういうことか?

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管理職と部下のパワーバランスが変化

昭和時代の管理職は「パワー」を持っていました。

・業務内容が今ほど複雑でなく、全体を把握し、指揮命令できた。

・ベビーブームで部下が多数いた。

・ピラミッド型組織文化が成立していた。

これにより、管理職は、指で指示して、部下が動くということが可能で、収入も高く、権限もあり誰もがうらやむ仕事であったのでしょう。

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令和時代の管理職はパワーがない

しかし、令和時代の管理職は「パワー」が奪われました。サーバント型として、奉仕する管理職が求められているほどです。

・業務内容がITで複雑化し、部下の専門性でなんとか業務が回っている=部下が辞めてしまうと、回らなくなる➡部下が力を持っている。

・少子化で部下が少ない。代わりがいない。

・ピラミッド型の滅私奉公文化は古いとされ、指示命令ではなく、対等な関係をつくることが必要となった

この3点で、

「令和時代の管理職は、上司のみならず、部下の顔色さえも見て、仕事をしないといけない」

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というまさに板挟み状態になっているのです。部下から上司への仕事放棄や無視も、パワハラとしてとらえられるなど、パワーバランスが変化しているのです。(パワーバランスが平等になるのは良いことではありますが、過度にどちらかによると問題でしょう)

なぜ、管理職になりたくないのか?はナンセンス

もちろん、上記事情をよく理解して、それでも「管理職として、会社を引っ張りたい、成長したい」と願う方は素晴らしいでしょう。

しかしながら、この事業を知らずに、シニアの方々が、不思議そうに「なぜ、管理職になりたくないのか・・」と首をかしげるのはナンセンスと言えるでしょう。

令和時代の管理職は想像以上に激務なのです。

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