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2020年度以降、キャリコン国家試験(実技)の変化点と3つの対策

2020年度の国家資格キャリアコンサルタント試験について、コロナの影響もあり、1回スキップされましたが、第15回は無事に開催され、合否結果が出たところかと思います(2020年12月時点)。実技の合格率は両団体とも6割強といったところで、例年並みの合格率だったかと思います。

今回は、学科の試験範囲もしかり、論述試験・実技試験などにも多少変化があったようですが、その後の対策としてどのようにしていけばよいか、まとめてみましょう。

❶複雑なCL設定にも対処する能力

ここ昨今は、IT化、専門家の波が押し寄せており、単に「転職したい」などという単純な設定よりは、より複雑な業務内容・人間関係・労働環境を訴えてくるCLが増えていると感じます。

しかし、案ずることはありません。基本は「無知の知」ともいうようにどんなわからない設定でも、基本スキルの傾聴→問題把握→具体的展開というプロセスを行う上では、ほとんど関係ないからです。型がしっかりできていれば、どのようなCLが来ても過度に心配することはありません。

複雑な設定は、受験者を惑わせるための仕掛けであり、知らないものは知らないうえで、しっかり傾聴していけば大丈夫なのです。

❷自己理解不足をしっかり把握する能力

自己理解不足で来るCL役は多いと思いますが、どこが、どうして自己理解不足なのかを発言の中から語れないと、受験者と差別化できなくなってきていると感じます。しっかり、傾聴するスキル、問題把握するスキルを身に着ける必要があるでしょう。

❸バランス感覚

これは、今までも必要とされてきたものですが、巧みなCL役は、どちらかの意思決定に誘導してほしいような素振りを見せることがあります。しかし、ここはぐっと我慢して、どちらにも誘導しない、「意思決定する、答えを持っているのは常にCLだ」との意識を強く持つことが大事です。

LEADキャリアでは、体験無料でマンツーマンの実技指導を行っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

YORIYA




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