なぜ日本は採用エージェント経由が強いのか?世界から見た不思議(‘ω’)
こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYaccoです。(‘ω’)
私も転職活動を4回程度しており、ほぼすべての大手転職エージェントを、がっちり利用し、サービスを理解したうえで、考えてみました。。
日本ってなんでここまで採用エージェントが強いのでしょう?
大体、転職する人は、ハローワーク経由や、民間のリクルート会社のエージェントを経由する、エージェント仲介型ですよね。
しかも、世界的に見ると、人件費の20%~30%とお高い!(‘ω’)。。
日本の外資系企業が、本社からの理解を得られない一つのお悩みの種です。
最近は、直接採用って何がいけないんでしたっけ?という質問も
最近は、職を探している方から、直接採用って何がいけないんでしたっけ?という質問を受けることはあります。
本質的にかんがえてみると、そこまでの違いはなく、仲介した方がお互い(本人、会社)にとって安心感があるという程度ではあります。
お金の流れは、仲介しない点、採用企業側にはメリットがありますし、転職エージェント側には、デメリットが大きいでしょうけども。
世界では、今リファーラルやSNS採用が主流に
世界では、どちらかというとライトな採用手法に変わってきています。友人紹介や、ビジネスSNSなど、エージェントを介さない方法です。
なぜ、日本はこれが定着しないのか?
それは、以下の理由もあると聞きました。
❶日本はまだ終身雇用的文化が残っており、慎重に人を選ぶから
この理由はありますね。誰も入社してくれる人を3年で辞めるとは思いたくないでしょう。しかし、現実世界では、3年務めてくれればありがたいという国も多いわけです。
日本も、今や若手が3年で3割辞める時代です。そこまで慎重すぎるほど、人選をするコスト・手間はどうなんでしょう。という疑問はあります。
❷日本は責任分散型だから
日本はリスク愛好家が少ない国です。なるべき、責任は皆で薄めたい。そんな文化があるでしょう。
エージェント経由、そして、面接を何度もして、その人を採用した関係者を無理にでも増やす必要があるのです。これで、外れの人が間違って採用されてしまっても、うまく責任分散ができるのです。
欧米の場合は、責任の所在をはっきりさせます。ほとんど、直属の部門長に権限があり、その部門長が採用も業績も責任を持つのです。しかし、日本と違うのは、業績がいまいちなら、解雇する仕組みも柔軟である点は挙げられますね。
❸求職者本人もやり方がわからないから
考えてみれば、SNSに登録して、会社からオファーがある、直接応募するのがシンプルな方法かとは思いますが、、求職者本人が仕事は、「仲介エージェント」を通すものという強い認知があるのもあるでしょう。
例えば、ビジネスSNSでは有名なLinked inの日本の登録率はわずか2%で先進国の10%に遠く及ばないそうです。
以上ですが、求職者にしてみれば、様々な選択肢がある時代です。考えてみるのもいいかもしれませんね。
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