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キャリアコンサルタントのキャリアパス・将来性はどうなる?

☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施

★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|Lead Careerにてキャリアコンサルタント受験&活躍支援&Banso Worksにて越境キャリアの支援
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キャリアコンサルタントのキャリアパス・将来性はどうなる?

2016年に国家資格化されたキャリアコンサルタントという資格ー

今、全国には6万人強の有資格者が有資格者登録をしています。キャリアコンサルタントは「キャリアの専門家」といっても、一人の職業人であることから、当然、自分自身のキャリアパス・将来の設計は必要ですよね。

キャリアパスとは?

キャリアパスとは?

まず、キャリアパスとは何でしょうか?

企業の人材育成制度の中で「どのような職務にどのような立場で就くか、またそこに到達するためにどのような経験を積みどのようなスキルを身につけるか、といった道筋」のこととされています。

広義でみれば、企業内に限らず、自身のキャリア目標に向けた必要なステップの順序・道筋を指すものでしょう。

◆こちらも確認したい☺キャリアコンサルタントとは?(厚生労働省)⇩

では、キャリアコンサルタントの「キャリアパス」はどうあるべきか?どのような将来性・選択肢があるのでしょうか?次のようなパターンがありそうです。

キャリアコンサルタントの4つの「キャリアパス」

1.人事専門特化型キャリアパス
人事専門特化型とは、企業の人事部門でキャリア開発を専門としつつも、様々な関連部門を経験し、将来は人事部長等を目指すキャリアパスです。

2.キャリア・育成特化型キャリアパス
キャリア・育成特化型とは、企業の人事部門でキャリア開発・人材育成を専門としつつ、この領域に特化して、主に人材開発室やキャリア支援推進室などの部門長等を目指すキャリアパスです。

3.経営者型キャリアパス
経営者型キャリアパスとは、企業内の人事部門に限らず、キャリア支援や社員をモチベートことを得意としながら、営業や、商品戦略部門の経験を積みます。将来は、経営者を目指すキャリアパスです。

4.複線型キャリアパス
複線型キャリアパスは、キャリアコンサルタントとして企業内で活躍しつつ、会社外でも個人的なキャリア相談を受けるなど、複線的に副業的にも活動していくスタイルです。将来は、企業内での一定ポストと、企業外での所属団体の長や、起業などがキャリアパスのゴールとなりえます。

順番に詳細を見ていきましょう。

キャリアコンサルタントのキャリアパス

1.人事専門特化型キャリアパス

人事専門特化型キャリアパス
人事専門特化型キャリアパスの一例

このキャリアパスは、人事部門内で専門性を積んでいくことを軸としながらも、人事制度企画、労務管理、その他など幅広いキャリアを積み上げていきながら、人事専門家としての知見や経験を深めていきます。

その中で、あくまでベース概念としては、個々人のキャリア成長・自己実現に重きを置き、この領域に強みを持ちながら、企業の人事部門の発展に貢献していきます。

将来は、企業の人事部長等がキャリアゴールとなります。資格としては、社労士や、衛生管理者などの資格を目指し、キャリアアップしていくことが考えられます。

2.キャリア・育成専門特化型キャリアパス

キャリア・育成専門特化型キャリアパス
キャリア・育成専門特化型キャリアパスの一例

このキャリアパスは、あくまで人事部門の中の、育成・キャリア開発に集中特化していく超専門家のキャリアパスです。人事部門内での異動も極力少なく、あくまで育成やキャリア開発部門のみの経験・知見の積み上げを重視します。

キャリア実現・キャリア開発・人材育成における超専門家を目指し、将来のキャリアゴールは、人材育成部門の部門長となるでしょう。資格としては、キャリアコンサルティング2級技能士、1級技能士を始め、メンタルヘルスマネジメント検定や心理カウンセラー、行動心理士などを目指し、キャリアアップしていくことが考えられます。

3.経営者型キャリアパス

経営者型キャリアパス
経営者型キャリアパス

このキャリアパスは、キャリアコンサルタントとしての知見や経験は持ちながらも、人事部門に特化せず、様々な組織内の機能に所属し、多種多様な経験を積みます。
いわゆるジェネラリストや統括型を目指していき、将来のキャリアゴールは、組織の経営者となるでしょう。その際にも、社員のキャリア実現に重きを置き、対人関係を得意とし、社員のモチベーションアップや成長支援にも寄与できる経営者になるでしょう。

資格としては、中小企業診断士や、ITパスポート、簿記検定、TOEICなど幅広い知見を身に着ける資格でキャリアアップしていくことが考えられます。

4.複線型キャリアパス

複線型キャリアパス
複線型キャリアパス

このキャリアパスは、企業内での活動に加え、企業外での活動を平行して、複線的に行うというものです。社内だけに閉じこまることなく、知見や経験を広く社会の為に役立てるという意味で、よりキャリアパスの幅が広がるでしょう。将来のキャリアゴールは、企業内と企業外のバランスを取った形で、各々自身の心理的成功に重きが置かれるかもしれません。

資格としては、中小企業診断士や、その他、自身の得意分野の資格を取得し、キャリアアップすることが考えられるでしょう。

キャリアコンサルタントのキャリアパスまとめ

主に、キャリアコンサルタントのキャリアパスを挙げてまいりました。主にキャリアパスの定義から、企業内が中心ではありますが、働き方が多様化されている今、4.の複線型キャリアも注目を浴びています。

様々なキャリアパスの可能性があるキャリアコンサルタントー

まだ未取得の方がいれば、挑戦してみてはどうでしょうか?

キャリアコンサルタントを目指す!

また、既に取得済みの方は、更なるキャリアップを目指し、新たな領域に挑戦してみてもいいかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

\ coachee X Lead Career共同マガジン☺ /

☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタントキャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施

★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|SEOコンサルタント|キャリコン受験&イベントのLead Career|グローバルに働く!Banso Worksで活動中|執筆依頼歓迎


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