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キャリコン実技で傾聴が苦手な方の4つのクセ('ω')

こんにちわ。キャリアコンサルタント・行動心理士のYaccoです('ω')

300名を超える方々と、キャリアコンサルティングの実技お相手をさせていただき、感じたことですが、どうしても傾聴が苦手な方がいらっしゃいます。

傾聴は、そこまで難しいスキルではありません。

傾聴が出来ない方はどうしても4つのクセ、思い込みを解き放てないことにあります。

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❶質問しないと相手は話さないと思っている。

これが一番多いです。

この原因は、特に企業勤めの方は解決志向で生きているという事です。解決しなくてはならないので、自身の解決の仮説を確かめたくなってしまうのです。もう一つは人事職の人が多いため、採用面接の面接官のクセがあり、どうしても質問してしまうというものです。

質問はしなくても、共感し、言い換え・要約をし、具体化(掘り下げ)をするだけで、CLは十分に話してくれます。質問したい気持ちを少し待ってあげてください。

質問ありきという考え方は捨てましょう。

❷共感は、仕草でできていると思っている。

共感は、しっかり、言葉で返さなければ、意味がありません。

もちろん、かかわり技法といわれるようなアイコンタクトや、態度も大事ですが、

「それは辛かったですよね」( ;∀;)

などと言葉で返してあげないと、効果は薄くなってしまうでしょう。

日本人はどうしても、阿吽の呼吸的なところがあり、

そこまで言うの?と思ってしまいますが、これは実は大事な事なのです。

❸丁寧に質問しようと、CLよりも自分が話してしまう

実技では、いかにCLに気持ちよく、自由に話してもらうかが大事なことです。ですが、質問が長すぎる方がいます。

「~でしたよね、それを考えると、~背景もあるとのことでしたが、そう考えると、あーで、こーで、ところで、~はどうなんですか?」

など、CCが聴きたいことで、1分ぐらい話している方もいます。

丁寧な質問も大事ですが、単純に

「もう少し話してもらっていいですか?」「具体的にいいですか?」

でも、十分に済むと思います。質問するならシンプルに。

❹周囲のサポートに誘導しようとする

必ずいらっしゃるのが、

「周囲には話したのですか?」「周囲に相談できる人はいないのですか?」

を途中で聞いてしまう方です。周囲とのコミュニケーション不足を気付かせたいのかもしれませんが、今この場は、

コンサルタントである貴方と話したいと来てくれている時間です。

CLが周囲の話をしたなら、まだしも、話を周囲に振ってしまうのは得策ではないでしょう。

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傾聴は、思い込みを捨てるだけで、十分に楽に対応できます。

頑張りましょう!



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