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「転職しない」という事を決めることも大事という理由!

「転職しない」という事を決めることも大事です。

「転職したい」と言いながらずっとしない人いませんか?

「転職しない」と決めることも大事

よく、「私はいつか転職したい」「もうすぐにでも転職するので」と周囲に言いながら、2年も3年も転職しない方っていませんか?私も、キャリアの面談で何度も「転職したい」とおっしゃるのですが、実際には、その後の行動を起こされない方を何人も見てきています。('ω')

Aさんの事例 ('ω')

具体的にAさんの事例でお話ししましょう(具体的な内容は割愛・一部変更)

Aさんは、大手メーカーに勤められていたのですが、当初は希望の経理職に初任配属され、やる気に満ちていたようです。元々、興味があり、学んでいた簿記や企業会計の知識も活かせて、順調に仕事をこなされていました。しかし、10年後、急に会社の都合で営業職へ移動になりました。その時に、どうも営業になじめず、適性がないと思われて、「転職したい」と言い出すようになられたとのこと。しかし、実際には、「転職市場がよくわからない」、「今は厳しそうだ」、とのことで転職の情報収集や行動は全くしませんでした。

20年後、さらに会社側からも不適正が見抜かれ、営業職からは離れたのですが、次に購買の仕事に配属されました。しかし、これもまた、購買の仕事を0からの専門性でこなすのは辛く、「転職したい」といわれるようになりました。しかし、また「今は家族もいるので」と、実際には全く行動はしませんでした。また依然として、周囲の同僚などには「転職したい」とずっとと話されていたそうです。

25年後、未曽有の事態で、会社が傾き、早期退職の波にのまれて、辞められました。しかし、年齢的なこともあり、経理としての専門性も薄まってしまったAさんは、非常に職探しに苦労されているという話です。

ここで、どこでキャリアの分岐点があり、どうすればよかったのか。

決めることは大事

もちろん、10年後の時点で、転職の行動を起こすということも大事な選択肢だったでしょう。今までの経験をより、活かせる会社・職種で活躍していれば、より遣り甲斐のあるキャリアが歩めていたかもしれません。

一方、「転職しない」と決断することも大事なのです。しっかり、考えたけど、今は「転職しない」。営業職でも経理の仕事につながる何らかの意味があるかもしれない。こういった気持ちで取り組めていたら、少し会社内での立場も変わったかもしれません。

「転職したい」という気持ちが働きながら、仕事をすると通常、身が入りません。周囲に話すという事も、マイナスでしかありません。こういった状況で会社での地位もあぶなくなってしまうのです。

本人にとっても、宙ぶらりんな状況は、どちらにも身が入らないという意味でよくないですし、会社にとっても、そのような人材はマイナスです。

しっかり、決断すればやり直しはきく

しかし、Aさんのケースでも、しっかり、次に何をやりたいのか、やるべきなのか、意思決定を行っていけば、状況は打開できるかもしれません。

もう待ったなしで「今」決めるということは非常に大事なのだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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