キャリコン実技試験！貴方が堂々巡りしてしまうのは何故？
国家資格キャリアコンサルタント実技試験。クライアントとのロールプレイ面接でいつも「堂々巡り」してしまうというお悩みが多いです。
さて、なぜ、堂々巡りしてしまうのでしょうか？それは
理由❶何のための15分かが理解されていない
理由❷何とか解決したいというマインドが強い
理由❸極度に緊張してしまう
が多いのではないかと推察します。
順番に見ていきましょう。
❶そもそも、何のための15分かが理解されていない
この15分という時間は何のための時間かということです。どうでしょうか？これは、試験団体（両団体）によると、こう書かれていますよね。
ロールプレイ
ロールプレイは実際のキャリアコンサルティング場面を想定して、面談開始から最初の15分という設定で行います。 ロールプレイでは、キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)で、相談者との関係を築き、問題を捉え、面談を通じて相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスを心がけてください。
そうです。関係構築➡問題把握をしたら、気づき・成長をするような応答をしてくださいと書いてあります。よって、CLの問題を捉えたら、そこに少しでも気づき・内省を促すように進めるのですが、堂々巡りの方は、この焦点が合っていません。どうしていいかわからない状態です。
求められているのは、少しの「気づき」と「成長」です。もちろん、前提となる関係構築は忘れずに。
❷何とか解決したいというマインドが強い
次に
「なんとかクライアントに良い提案を！」という解決志向が強い方も多いです。15分では提案しても、解決しません。
どんな提案をしようと、15分の中で、クライアントが心から
「はい、その通りですね！」という事はほぼないでしょう。
15分の中で、
「いやいや、クライアントさんは納得してくれました！」と言っても、CLが仕方なく無理やり同意しているケースも多いです。本心からではないケースです。
15分では解決しない。これをしっかり心得ましょう。
❸極度に緊張してしまう
次に過度に緊張して、頭が真っ白になってしまう方です。
これにより、自分が何をやっているのか、堂々巡りが始まります。
このような方は、まず、無理やり気づかせよう！何とか変えよう！ということではなく、
「じっくりクライアントさんの話だけに集中」してください。そこで気になったことだけ、もう少し聞いてみてください。
これだけなら、緊張も緩むのでは。
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