見出し画像

キャリアコンサルタント実技のしてはいけない質問5選とは?質問の意図は?

キャリアコンサルタント実技試験!クライアントにそもそも、「質問」はしてはいけない?なぜ、質問をしてはなかったんでしょうか?('ω') 

してはいけない・意味がない質問?

一般にしてはいけない、意味がない質問は以下でしょう。

1.事実確認系

2.なぜなぜ質問

3.周囲へ相談系

4.決めつけ的励まし

5.コミュニケーション提案

1.「転勤ってどちらへ?転職って、どの業界を目指していますか?家族は何人ですか?」

上記の質問をする方は、その意図を考えましょう。なぜ上記の質問をしたのでしょうか?

「だって、気になるじゃないですか?大阪に行くのか、北海道に行くのか?家族の人数がわからないと助言ができないじゃないですか」と言われるかもしれません。('ω')

しかし、15分という実技試験の中では、一般知識の中から、助言を行う試験ではありません。上記の情報を得て、「ああ、大阪は求人倍率が下がってきてますよ」とアドバイスをしたいのが意図でしょうか?

それは、おそらく違いますよね。

あくまで、CLの気づきを促し、自分らしい意思決定をするのが目的でしたよね?('ω')

2.「なぜなぜ?どうして?」

理由は気になります。それはわかりますが、理由を聞かれると、ちょっと問い詰められる感じにも受け取れますし、CLは「なぜか」わからないから来ているんです。

なぜ?という理由を聞いているクローズ質問にもなっているので、良い例ではないでしょう。

画像1

3.「家族は何と言っているのですか?周りには相談したんですか?」

今まで家族や周りの話がないのに、いきなりこの質問は、「誰にも相談できないから、頑張って、貴方のところに相談に来たのに・・」とちょっと関係構築が壊れてしまう危険性もある質問でもあります。

画像4

4.「私から見ると全然大丈夫ですよ!頑張りましょう!」

元気づけているようですが、ある意味、決めつけのようにも思えます。CLは実際に悩んでいるので、15分の会話だけで、分かったように言われても・・気づきを促せないでしょう。

画像2

5.「何とかして、上司に話してみるといいんですけどね・・難しいですか?」

何とか、解決してほしいあまり、無理やり上司とのコミュニケーションを提案してしまっています。しかし、今までの経緯もあるし、たった15分で、コミュニケーションをする気にさせるのは容易ではありません。

実際問題「話せばいいのでは?」というほど簡単なものではありませんよね。

コミュニケーション不足は、果たして15分の中で解決が必要なのかも考える必要がありますよね。口頭試問で、方向性を言うだけでもいいのでは

意図を考えよう

恐らく、上記のような質問をしている人は、「自分が導く解答」を持っていて、それに誘導したい可能性があります。無意識かもしれません。

例えば、「友人には相談したんですか」➡「してない」➡「うん、コミュニケーション不足です」➡「話したらどうですか?」 こうしたいというストーリーの意図が見えてしまいます。

しかし、上記では、CCのやりたいように結論付けてしまい、CLを置いてきぼりにしてしまいます。

関係構築が出来て、CLが自然と本音を話し出す、語るものに「真の問題」があるんです。答えを狙いにいってはいけません。

画像3

◆実技対策は万全ですか??('_') 

➡のべ500名以上が参加!一人一人に診断レポ付きが高評!キャリコン実 技個別レッスン!初回無料(期間限定)【LEADキャリア】

◆実技個別レッスンの空き状況を見てみる👇






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?