キャリコン実技試験と現実が違う3つの点('ω')
こんにちわ。世界の多様な働くを研究・実践しているYaccoです('ω')
キャリコン実技スキルで現実に臨んでみましたか?
キャリアコンサルタント有資格者は、実技の試験で、基本的なカウンセリング、コンサルティングスキルを身に着けています。
しかし、リアル世界でクライアントと対応する際にやはりギャップを感じることはないでしょうか?何が試験と違うのでしょうか?
私が、実技試験で3年講師をやった経験と、同時並行で現実のCLと向き合った経験から、3つ挙げてみます('ω')
現実のコンサル❶ CLは必ずしも理解不足ではない
実技試験のロープレでは、当たり前ですが、自己理解不足(思い込みや自己効力不足含む)、仕事・役割不足、コミュニケーション不足などが必ずあります。 試験ですから('ω')
しかし、リアルにCLとお話していると、話はしっかりされているし、不足やズレがあるとは思えない。。 自己理解不足かどうかは、現実問題そんなすぐにはわからない。そんなこともありますよね。
現実のコンサル❷ 高度な知識がいる
実技試験では、カウンセリング理論における、感情アプローチか、行動認知のアプローチで解決できる問題が来ます。CLが、今の自分に気づき、成長していくプロセスを対話の中で確立するのですよね。
一方で、そこも大事ですが、
現実問題はリアルなCLからは、
「明日A社か、B社にどちらかに決めなくてはいけないんです!XX業界の数年度の動向を見据え、同時に今後の労働市場や、私の内定就業条件から、どちらがいいか助言ください。特に退職金はどうなるでしょうか。」
といわれます。
なかなか
「はい、答えは貴方の中にございます」 ('ω')
だけで終わるわけにもいかないのが現実です。
基本は忠実にしつつも、誘導しないまでもそれに対応できる知識がいるということに気づきます。('ω') 継続学習は必要ですよね。
現実のコンサル❸JOB Cardやキャリアシートは使うとは限らない
実技試験では、今後の支援で、思わず出したくなるJob Card。公共の需給機関に勤められている方は、書いてもらうことはあると思いますが、それ以外のケースでは
「Job Card書きましょう」 という流れにはあまりなりません。
では、今後の支援はどうなるのか?
基本は、自分らしい「意思決定」を促すのが大事な仕事ですから、誘導しないように話を聴いて、しっかり「事実」を伝え、気づきを促すようんアプローチをとるという点は同じです。
この領域に忠実に対応しつつ、職務経歴書などにアドバイススキルもやはり必要でしょう。
実技試験がそれでもやはり大事なのは・・
実技試験がそれでも大事なのは、導入時の「型」を覚える必要があるからだと思います。
キャリコンで関係構築や、具体的展開のプロセスを全く経験していないと、いきなり「アドバイス」から入るでしょう。これは一番やってはいけないことです。
しっかり、基本の型を理解したうえで、応用にも自分らしく対応していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
●もっと身近なキャリア学習を。ぽちっと('ω')
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