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管理職を断ることができるのか?管理職にならない3つの方法・鉄則!

「管理職昇進を断ることはできませんか」

「管理職にならない方法はありませんか??」

一昔前と違い、全く逆の相談を受けることが多くなっています。

昔は、「誰よりも早く管理職になりたい!なる方法を教えてください。」が普通の質問でした。

しかし、彼らの主張は間違ってもいません。今は、昔と違い、管理職になったら、収入も上がり、部下もたくさん付いてきた時代とは明らかに違います。

収入や権限が少なくても、何とか愛社精神で滅私奉公してくれという時代は古いのかもしれません。
日本を変えていくのは嫌々、管理職で調整役をする人材よりも、ダントツの専門性を持つ人材ではないでしょうか?

今は何が起こっているのでしょうか?

管理職を断ることができるか?についての答え

まず、管理職を断ることができるか?については、残念ながら、「会社から指名されたら断るのは難しい」と答えざるを得ません。

特に勤務地、職位を限定して契約する契約社員でなく、正社員であればなおさらです。転勤に基本拒否権がないように、昇進も拒否はできないと考えるのが通例です。

但し、「名ばかり管理職」が問題視されたように、権限も収入も少ないのに法律に背く形で、あたかも「管理職」になっているのならば、労働問題として指摘はできるでしょう。

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管理職にならない3つの鉄則

管理職にならない自由もあってよいと思います。キャリアは、会社が決めるものではなく、個人が決めるものだからです。

その際、管理職にならない3つの鉄則

1.自分は専門家・実務家だとアピールする

2.管理職に向いていないことをしっかり伝える

3.誰にもできない実務を持つ

順番に見ていきましょう。

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1.自分は専門家・実務家だとアピールする

管理職になるには、幅広い知識に加え、マネジメント能力が問われます。ここに秀でる方は、管理職候補になりやすいでしょう。

よって、キャリアの方向性として、専門家を志向する。そして、実務・現場が好きだとアピールしておくことです。

これで、「彼は、専門スキルはすごいけど、マネージャーではないなあ」という印象を持ってもらうことが大事です。

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2.管理職に向いていないことをしっかり伝える

また、管理職については、「向いていない」ことをしっかり伝えておくべきです。阿吽の呼吸で成り立つ日本の会社の場合、「きっと、皆が管理職を望んでいるんだろう」と、望んでいない解釈をされがちです。

しっかり、面談で、管理職志向ではないことを伝えることは結構大事です。

それで、関係が気まずくなるような会社なら、個人のキャリアに向き合っていない組織ですので、長くいるかどうかも考えた方がいいかもしれません。

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3.誰にもできない実務を持つ

しかし、会社としても、将来「長」にならない社員を長く雇用するかという問題はあります。そこで、その代わりとして、誰もできない専門的な実務を一つ、二つ持ちましょう。

「この仕事はXXさんしかできないし、、辞めてもらったら困るな」

と思う仕事が大体職場に1つ、2つあるはずです。こういった仕事を率先して引き受け、自分のものとして、磨き上げていくのです。そこには、相応の価値があると思います。

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管理職になるも、ならないも本来は自由であってほしいものです。時代は、管理職以外の専門家を求めています。

繰り返しになりますが、日本を変えていくのは嫌々、管理職で調整役をする人材よりも、ダントツの専門性を持つ人材ではないでしょうか?

最終的には転職という選択肢

それでも、うまく折り合いがつかない場合は、転職という選択肢もあるでしょう。世の中広く、管理職だけでなく、専門性人材が揃っている会社も多数あります。

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