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茅葺き屋根 維持強化のため意外な技法

今ではなかなか見ることが少なくなってきた茅葺き屋根の家。
茅葺き屋根を維持するのは、とても大変なことだそうです。


そんな屋根を維持するための方法が、とても意外なものでした。
もしお近くに茅葺き屋根の家がおありでしたら、屋根のてっぺんに注目してください。

草花が植えられていることに気付くと思います。


これは屋根の管理が悪いというのではなく、芝棟という、軒先から上へと敷いていった茅を、てっぺんで留める棟仕舞と呼ばれる作業の一つだそうです。


てっぺんに土を乗せて、芝や花を植えることで、土の中に根が張り、土が雨風に流されずにてっぺんをしっかり固められて強度を高めるための、昔からの伝統的な技法だそうです。


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