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感染症第2波

今年度は、インフルエンザなど感染症の流行が例年より2週間速かったという。

すでに、我が家でも昨年のその流行最前線の第1ウェーブに乗り、子どもたちがわらわらと感染した。インフルエンザとりんご病のダブルリーチで!

子どもの通う小学校では、その後、インフルエンザは猛威を振るい、学級閉鎖のドミノ倒しが起こっていった。

幸い、学校閉鎖にも、子どもの通うクラスの閉鎖もなかった。

そのため、小学校は油断していたが、子ども園ではその間も静かに感染症は流行を繰り返していたようで、我が家に感染症第2ウェーブが起こっている。

未子と中子の通う園は、同じなのだが、中子のクラスは何かと病児が出る免疫力が少し弱いようだ。

今回も、インフルエンザではなく、高熱が出るウィルスがまずこのクラスから出て、そして、他のクラスに拡散する。

この連休前、なんだか、未子の頬が赤いなぁ。
熱はないけど、そろそろ危険なウェーブが来るか?と、警戒していたのだった。

見事にその予測は的中し、連休の中日から、未子は熱を出し、夜中に起きては、喉が痛い、目が痛いと不調を訴え、わたしも子どもも眠りが浅い。

翌日には、中子が高熱を出したが、反比例するように、未子は熱が平熱に戻っていった。

だがしかし!不定愁訴は続く。グジュグジュと甘えの反動でわたしに絡んでくる。うっ!わたし、腰痛で抱っこできないのよ!と、伝えてもますます泣く。

とうとう、連休は終わったが、中子の発熱と未子の不調は続き、週が明けた。

週明けの朝9時に、病児保育のある小児科に駆け込んだが、時遅し!すでに、病児保育は満杯。

すぐさま、翌日の病児保育を予約待ちし、医師連絡表をもらって、別の病児保育に電話をかけて病児保育を申し込む。

んがっ!すでに、満室で、翌日の病児保育キャンセル待ちにエントリーとなった。

どうなる?ロイヤー夫人?どうするロイヤー夫人?

そう思いながら、その日の予定をキャンセルし、2児の家庭内保育に励む。

病児なので、1人はすこぶる機嫌が悪く、もう1人はぐったりしている中で、元気なもう1人を学童に迎えに行って、その日は終わった。

翌朝、奇跡が起きた!

キャンセル待ちの病児保育から、連絡があり、病児保育を利用できることになった

病児保育に連れて行き、その合間に自分のことが少しだけでき、少し心の余裕が取り戻せた。腰の痛みが緩和されたといえ、先週から妊婦の時以来の腰の痛みに悩まされながらのこのバタバタは正直、きつい。

そして、外の出張仕事へ走った。

仕事は相変わらず鬼の忙しさだったが、病児保育利用中であることを伝え、なんとか早く退勤させてもらい、病児をお迎えに行った。

他の子たちはオットー先生(夫)が迎えに行ってくれたので、病児保育までの帰り道の電車で少し仕事ができた。それでも、やることは全く減らないし、取りこぼしもある。

それでも、こころの余裕を取り戻す、マインドリセットの時間となるのだから、有難い。

はー、やっと、ひと息つけた!

と思ったら、そうは問屋がおろさない。

今度は、1人無事だった子どもが熱を出した!あー、もう!

病児保育に電話を入れるが、時間外の留守電メッセージが虚しく流れる。

どうする?どうなる?ロイヤー夫人?




論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。