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脱毛

 チュンスイタンを握りしめて電車を待つ私は脱毛8回目(済)の世界を生きています。初めて施術を受けた日のことは忘れませんあまりに痛すぎて痩せ我慢してる間に片方コンタクトが取れたし、これがあと7回もあるのかと恐怖に苛まれたためです。

 今まで、確かバリ痛いところの麻酔は課金が必要で、照射弱くするのもなんか損してる気持ちになるから私が我慢すると言う選択肢しか無かったように思います。周りから叫び声が聞こえてもおかしくないレベルの痛みでありながらも他の照射音とスタッフの声しか聞こえてこず、世の中の女子は痛覚の閾値がそんなに高いのかと恐れ慄きました。クラスの女子も脱毛中寝てしまうんよね〜と言ってて、え?シンプルに羨ましいという感情になりました。

 徐々に毛根が多分少なくなってきてるからなのか痛みが減ってきてたのが救いではありながらも、毎回早く終わって欲しい気持ちオンリーでされるがままなので、あれ、今日顔施術されたっけ?みたいなこともしばしばあった。ので、今回初めて照射される順番を把握した。

 まず背面で、確か左腕から反時計回りにやってもらっていた。とここで新展開だったんだけど、昨晩の元太のドラマ見るための夜ふかし&うつ伏せときたら睡魔しか残らず、第一関門のオーラインがくるまで爆睡していた。急成長。オーライんは安定のきつさだったけど今までの痛みよりは短くて済んだ。というか脱毛始めたばかりの頃は痛いゾーンになるとゆっくり当ててくれるようになるからそれが逆にキツさも延長みたいな感じでキツかった。今回は割とサクサク進めてくれたけど痛い感じになると「お痛み耐えれそうですか?」と都度聞いてくれて、耐えるしかないだろ🥺と思いつつ痛みエネルギーが謎に当てようのない怒りに変化するのも脱毛に来たな〜という気持ちになった。
 表に変わり、今まで最高に痛かった脛やら膝やら克服してて(感動)ただ脇の周りがこっから脇の中心にかけて痛くなるゾの雰囲気を醸し出してる痛さで本気で覚悟した。
 なんか今回途中から2オペに変わったんだけど不仲なのか(?)四肢とかのポジション変えたりするのは指示受けて自分でやるんだけどその指示が錯綜していて、紅白の旗上げ下げするやつみたいで混乱した。脚やってもらってる間に「脇やるので両腕上げてください〜」って言われて、言われるがままにしてたらキャンキスが脳裏に浮かんだ

2度目のカモン

 カモン…と脳内再生してるうちに気付けば終わっていたのでラッキー、成長した。

 レポ飽きたから終わるけど8回分総括して就活と同じくらい2度とやりたくない😱ばりお金かかってるけど

p.s.
機械あてる前のシェービングの後のテープで毛を回収するやつ、ソフトタッチすぎてべらぼうにくすぐったくてまじで耐えるのに必死だった🥺最後まで、ほぼ全行程が拷問かと思いながら幕を閉じた。

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