大人

自転車で山に登ったことがある

頂上にたどり着くことが出来れば、
今までにない高さから街を見下ろすことが出来て、
絶景か、自分にはそこまで刺さらないか、
わからないまま、でも、
絶対に見たことのない景色が待っている、
ってことだけが事実で、踏ん張ってペダルを回した

そんな中想像したことがあって、
もし自分が、自転車から降りたら。
徒歩で着実に前進できるけど、日が暮れる。

もし自分が、自転車に乗ったまま転倒したら。
歩みは止まるし、怪我を負って頂上を諦めるかもしれない。

もし自分が、バランス崩して自転車に乗ったま後進していったら。
(そんなことあるのかは不明)

ブレーキを踏む。ブレーキがうまく踏めなければ後転するし、
もしブレーキの踏み方を知らなかったら、
車輪がついている限りはその落下がどんどん加速していく。


そんな時は、飛ぶ。
自転車から飛んで、自転車を捨てて、自力で楽になる。
執着してるもの、一切手放して楽になる。

そうなったら私は、自分が今どこにいるのか、
わからないまま頂上かふもとを目指す他なくなって、
とりあえず歩くことが出来ているかもしれない



直近ののえまるの言葉が印象的で、またつまらぬことを考えてしまった

大人になりたいな~とつくづく思う

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