私の見ていた風景

 5月14日と5月の第2日曜日って必ず近いから、「母の日」は私の母親の誕生日にあやかって、毎年ついでにしっかり祝われてきた記憶がある。しかも、何回かは5月14日が5月の第2日曜日であったりしたし昨日もそうだった。

 普段生きていて、母親というものは非常に強い人だよなと思う。
例えばしずの母親、巷で耳にしてきたエピソードで、しずは大抵「**ババア」と呼んでいるのだけど、フライデーされて留学発表した数日後サシ飯に行ったことがブログで報告され、かつてもしずがジャニーズやめようかなという話をした際に「あなたからジャニーズ取ったら何が残るの」と仰り差し上げた人という認識程度で存じ上げている。それらの情報だけでも、まじで唯一無二の存在(不変の真理)なんだなと実感した。そんなこと言われて、刺さるの母親以外になかなかいないと思ったし、息子の過去を踏まえて、未来も見据えてこんな厳しめ奨励発言をする責任を負えるのなんて母親しかいないとまじで思った。まあ、世の中では父親がそのポジになることも往々にしてあると思うけど。しめちゃんとかそうだった気がするし。

 あとはバ先のパートさん。昼から私の退勤と同じ時間まで働いて、更にはその後の飲みにもノリノリでついていき、3時に解散して、その日の6時には起床してキッズに弁当を作って差し上げていたというエピソードがあるからスーパーウルトラ強い人認定をしているのだけど。まじでその人の家庭には今何人人が居てどういう役割分担をしているのと疑問に思ってしまう程鬼スケジュールをこなしている。それでも全クルーのことを気に掛けてくれるしご飯にも誘ってくれるし余裕のある言葉を掛けてくれたり懐が広かったりで、こんな風にオラも強くなれるのだろうかと大変心配になる。

 一方で、私は道を歩いていて「自分が成りたい母親像」を考えるきっかけが割とある。例えば、バイト終わりの23時前頃マックスバリュやコンビニに寄ったり、道でチャリを漕いでいたりする時、3~5歳程度の幼児を連れて歩くファミリーを目撃すると、「どうにか、遅くとも子供を10時には寝かせる家庭にしたい」なんていう風に思う。
 あとは、一人でマックに来た時、2~3歳程度の幼児含めテーブルを囲んでいるファミリーを目撃すると「3食全部手作りする母親になりたい」なんていう風に思う。これは管理栄養士を目指した理由でもあるから結構前から思ってる。当の本人が不摂生極めているのでそれを実現する自信は1ミリもないのですが。
 更には、たけキッズには英語、ピアノ、チームスポーツ正直全部やって欲しいし(気の早すぎるエゴ)、やりたいことしたらええと言えるほどの財力を持って親になりたいと思う。

 これらの固定観念というか、先入観というかは間違いなく私の親たちのDoryokuの結晶であって、私は大体中学生になるまで、ロンハーもアメトークも見たことが無かったし、大学生になるまでカップ麺の味も知らなかったし、外食も年に数回、祖父母とあるかないかだった。物心ついたころには英会話教室通わせてもらってて、何をしたいと言うにも「やりたいことやったらいいと思う」の一点張りの自主性の尊重と過保護(長女だからかもしれんけど)を見事に両立させた親たち、その執念と努力は是非とも後世に継承してこそ、私が生きる理由であるのだと思ってるし今後の人生で何をしていきたいかなんてそれぐらいしか思いつかんでほんま

 たけキッズが見る世界をガンガンに切り開いていける母親になりたいなと思います。稼がなきゃ~


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