私の見ている風景


17歳の俺。初めまして。
32歳の私です。

そこから15年が経ち、“俺”や“僕”ではなく“私”を使うようにもなりました。

その様な機会が増えるという、意外な状況に身を置いています。

背広を着ない仕事に腹くくったつもりでしたが、背広を着る機会に恵まれているよ。不思議なものですね。

1999年
嵐になる直前。

気に入っていたドレッドを、ほどけと言われました。
必死に守り抜いてきた、無遅刻無欠席が急に叶わなくなりました。

“はぁ…。なんだこれ…。とんでもないことに巻き込まれた。辞めようと思っていたのに。”

そう思っていることと思います。

イラついて、ピリピリしていると思います。

でも。

そんな“【あなたの社会】への建て前”と“自分への言い訳”を鎧に纏っているものの。

自分でその道を選び、歩き始めます。

誰も背中なんか押しちゃいないのに。


結局のところ、“夢”だったっつーことかな。


不安だとは思う。



しかし。

不安が努力を突き動かす。



どうか頑張って下さい。



「無理しないでね。」

人は言うかも知れません。



死ぬほど無理して下さい。

別に死にゃしないから。



こっちも未だに、“これで本当に良かったのか”分かってはいません。

でもまあ…“悪くないかな”ってところまで来られたよ。

来られるよ。



人生是一方通行。



どうか。

ただ前だけを。



無理しないように。



2014年1月 櫻井翔

17歳の櫻井翔へ /「H」2014年 3月号


 突如思い出されたテキスト。私が知っている限りの今生きている人の中で一番格好いい人が9年前に書いた文章。

 あの時程の熱は無いし、活動も全然追えてないのだけど(サクラップサウナは浴びたかった)、「死ぬほど無理して下さい」というフレーズだけは覚えていて、でも流石に9年も経てばそれが自身宛だったことは忘れていて、個人的に自責と化して残っていた。

2023/03/21

 これは最近の私のテキスト。いつの間にか培った根本的な理想がそれだから彼を崇め奉ってたのか、彼の思想を吸収しまくって私の理想がこうなってしまったのかわからないけど、私が思う「カッコイイ人」は皆これ。

 というか櫻井翔宇宙イチかっこ良い。生き様から「伝える」までの全てが。正直もはや翔さんの事よく知らんけど、ずっと見てたから凄いことはめちゃめちゃわかる。Hip pop boogie がとても好きで久々に聴いていたのだけど、もうラップという武器に乗った彼の意思と信念がビシビシ刺さって強くなれる。26歳で「ステージ上終身雇用」なんていうつよつよワードチョイス、ビッグ過ぎて一生誰にも出来ない。最初で最後のパイオニアとはこういう事かとこの文章書きながら理解してる。年を取ると歌詞の受け取り方が変わるなと感じるし私はあと6年後に12歳の私へ手紙を書こうと思ッテイルヨ(引用しておきながらあの手紙は写経しかできないけど私の人生の節目において見返して欲しいテキスト過ぎて借用した、言及不可、解釈自由)

 私は大学生生活送るにあたって、見たい風景を見たいままに見てきてしまったから今年度からは見ている風景を自分でいいようにカスタマイズしていきたいと強く思う。高く広いところを見ていかなくちゃというのもあるし、そういう環境を手に入れたい。だからヒトとモノの流れがめちゃめちゃ交錯する関東(首都圏)で働きたいという願望があるけど、ハイスペック人間共々の中に混じるには自分自身ハイスペックでなくてはいけない現実にぶちのめされてる今日この頃の日々~~~~

 先日受けた面接では「地元帰って就職したい気持ちは無いの?寂しくない?」という質問に「はい、ここはアジアが近いので 様々な人々と交流が出来、刺激が得られる点で魅力に感じています」と答えた所「世界進出がしたいのか…」と返されたのは我ながらおもろい展開だなと思った(その後特に納得してもらえそうな情報補強できなかった、落ちてソー)


P.S.
 内省し過ぎて、私が小学生の頃書いていたアメブロを読んでいたのだけど記事のリストとか下書きとか含めて、見てたらタイムカプセル開けてるみたいな感覚になって、大事な日の感想とかも残ってるからナイスや自分と思うと同時に、アメブロ終わってなくて良かった。未来の自分のために今の事残しておくのは大事だと感じた、noteもシステム残ってて欲しい!少なくとも6年後までは。

 あと一昨日見た忍者のJourney must go on の構成が総合芸術過ぎて、熱量も高校生のダンス大会かと思う位凄すぎて、青春の一ページ(誇張済、本当は3文位)をダンスに投じた身としては感動するしかなかった…!凄かったなほんとに。サビのところ一緒に踊ろうとしたら痛い目見た。忍者やっぱり若い。



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