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オンカジで食っていくことは可能か?

早速質問です。

オンラインカジノの収益で生活していくことは可能だと思いますか?

できる!と自信を持って言える人すくないですよね?
99%の方はそうだと思います。

そりゃそうだ。
勝つことができないからギャンブルなのであり、
胴元が儲かり続けるから新しいオンカジがどんどん出てくるんだから。

でも私はあえて言う。
オンカジで食っていくことはできる!

ここで一度なぜ負けるのかを整理してみよう。

  1. 本質的に運に依存する

  2. ハウスエッジの存在

  3. メンタルの弱さ

  4. 資金力不足

ザっと挙げたがこれはオンカジユーザーなら誰しも理解していることだ。
その上で1%にも満たないと言われている勝ち組ユーザーは何をどうしているのか。

それを語る前に私のことを手短に語っておきます。
あんまりおもしろくないけど見てくれたら嬉しい。


現在、複数の会社経営と投資を主に、趣味としてオンカジを嗜んでいる。
今では少しは余裕のある生活をできるようにはなっているけど、それまではオンカジにどっぷりつかって、経営していたバーやメンエスの収益を全部つぎ込んで溶かす、というのを繰り返していた。

同世代の人間と比べると入ってくるお金の額はずいぶんと大きかったはずなのに
気が付くとほとんどをオンカジのバカラ、ルーレット、そしてスロットにつぎ込み溶かしていた

溶かすだけならまだしも、経営している店の家賃や光熱費、仕入れなどに使わなければならないお金までにも手を出して、挙句の果てに従業員の給料にも手を出した

使っちゃいけない、使ったら詰む

とわかっていても使っちゃうんだよな。
だって負けたままで終われないし、こんなに負けてるなら次は勝つはず
ネットにはこんなに爆勝ちしている奴がいるんだから俺だってそうなる

根拠のない思い込みを追いかければ手が届く成功だと勘違いして
わかっているのに地獄の血の海をおぼれかけながら息も絶え絶えで泳いでいく

さらに依存症だから辞められない、辞めたくない
もう辞めると決断した次の日には入金している

そして全部失う

その繰り返しで、入ってくるお金は恵まれているのに借金をしていた
10や50の数字じゃなく、数百万の借金だ
周りの人間にはお金に余裕があると思われているし、見栄を張る必要があった
利息や経費など月の支払いはすべて合わせるとゆうに100万を超える

そんな奴、どうかしてる
自分自身でもわかっていたはずなのに気が付けばどうにもならなくなった

それまでは血の海を何とか息継ぎできていたのに、使ってはいけないお金を全部溶かして、お金を貸してくれる人もおらず、とうとう完全に溺れてしまった

借金の返済は土下座して待ってもらった。
スタッフの給料については、幸いなことに俺の店を買いたいといってくれる人が何名かいたので売却することで捻出した。
信頼をすべて失い、周りの人間の俺を見る目が嘲笑と軽蔑に変わった。

手元にわずかなお金が残って、ようやく自分自身がすべて失ったことを実感した。

すさまじい虚無感の中で、自殺しようとした

でも、諦められなかった
人生も、オンカジでの勝利も

完全に依存症だったんだね
苦しくて苦しくて死を選ぶことも本気で考えていたのに、やっぱりオンカジがしたかった

でも手元にはお金がないし、周りの人間にこれ以上迷惑はかけられない。

そこで初めてオンカジで勝つ方法を考えた。

ここでやっと長々とした自分語りから冒頭に戻るんだけど、
私のオンカジで1%の勝ち組になる方法は

  • 手法

  • メンタル管理

この2点を徹底的に抑えること、という結論になった。
まあ誰しもが思いつく当たり前のことなんだけど、よくよく考えると感情的なベットしかしてなかったから負け続けて当然なんだよね。

手法についてはシンプルかつ再現性があるかを一番大事にして考え始めた。

バカラの罫線読みやブラックジャックのカウンティングなど、世の中には手法がたくさんあるけれども再現性が無かったりオンカジでは対策されていてそもそも有効ではなかったり、技術を身に着ける前に時間とお金がどれだけかかるかわからないものばかり。

そこで好きだったルーレットをメインにオンカジの出目とベット履歴を洗いまくった。

頭がおかしくなるほど面倒な作業だったが、おかげでいくつかのシンプルかつ有効な手法を探し出すことに成功した。
これで手法に関してはクリアしたが、問題はメンタルだった。

損切ができない、欲に負けてルールを破る
そして貴重なお金を溶かす。

またその繰り返しで極わずかになったお金もなくなり水道やガスも何度も止められた。
当然電気もつかなくなり、毎日二箱は吸っていたタバコも買えない。
飯も食えない。

外界の喧騒とは裏腹に昼間から真っ暗な部屋の中、激しい空腹感と喫煙欲求に襲われながら、ひとつの決意を固めた。

親友の形見を質屋にいれよう。

俺には物心ついたころから仲の良い親友がいた。
家庭環境が劣悪だった当時の俺にとって、血は繋がっていなくても家族のような、いやそれ以上の存在で唯一の心の拠り所だった。

地元を出て新しい環境の中必死でしのぎを削り、精神的にも肉体的にも疲れ切っていても、親友と会うために時間を作り、昔話に花を咲かせながらその関係を大切に大切にしていた。
そんな親友がある日突然、自ら死を選んだ。

地元を出ることができなかった親友は当時の俺には想像もつかない心労を抱えていた。
自分のことばかり考えてそれに気づけなかったことに激しい後悔と、自分自身への嫌悪感は今でも抱えている。

そんな彼が俺の誕生日に渡す予定だったというオメガの腕時計をずっと大切に持っていたのだが、それを質屋に入れることにした。

そのオメガは当時の俺に残された最後の良心のようなものだったと思う。
だがそれも手放し、質屋に入れた。

金額は大きいものではないがその時の俺にとっては大金。
まず光熱費を払い、吉野家の牛丼で腹を満たした。味はしなかった。

最後の良心を捨て去ったような俺だったが、売却ではなく質屋に預け入れたのは、金を稼いで絶対に取り返してやるという決意であり、責任感だった。

そこからは自ら課した手法のルールを絶対に守った。
あの腕時計を取り戻せなかったらもう地獄から這い上がることはできないという確信があった。

なかなか手法と噛み合わず苦しい時期もあったが資金が徐々に徐々に増え、今では人にも恵まれて余裕のある生活を行っている。
ギャンブルで得たお金は所詮あぶく銭と割り切って固い投資に投げたりしている。

親友からの誕生日プレゼントは預け入れて1年ほどたってから取り戻した。
時計と質屋の質札は今でも決意と覚悟の証、そして地獄の生活の象徴として今も部屋の片隅に飾ってある。(質札を質屋からもらうためにかなり頼み込んだ)


予想の3倍ほど自分語りが長くなってしまった。
すみません。

以上のことから、俺の結論は

オンカジで食っていくことはできる。
が、並大抵の覚悟では到底できない。

というものになる。

これを読んでいる人の中には今まさに地獄の中で溺れかけながら、いや、既に溺死寸前でもがいている人もいると思う。

そういう人のために俺の手法と、そしてギャンブルで得た収益をどのように増大化させていたくのかを今後書いていきたいと思う。

とはいえ、俺は決して聖人ではない。
モラルも社会常識も備えておらず、どちらかというと悪人の方だろう。
あくどい稼ぎ方をしたことも多々ある。

赤の他人の気持ちは理解して同情することはあっても基本的にはそいつが死のうがどうでもいいと考える人間だ。
身内や仲の良い信頼のおける仲間は別だけどね。

そのため手法や記事は有料のものが多くなるはず。
慈善事業じゃないんだから当たり前だ。

それを踏まえて付き合ってくれ。

長々と呼んでくれてありがとう。
じゃあね。


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