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駐在妻インターンのとある1日 vol.3 【自分の活動と子育ての両立について】

CAREER MARKでは駐在妻・もと駐在妻の「また働きたい」をサポートしています🌈
こちらのnoteでは、CAREER MARKで実際に働く「駐在妻・もと駐在妻」のインターン生が、皆さまにとって“より身近な存在”に感じてもらえるよう、様々な情報を発信しています。
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はじめに

こんにちは。CAREER MARK インターン9期の利沙です。
現在、7歳と4歳の子育てをしながら、インターン活動をしています。

駐在帯同生活は思うように物事が進まないことばかり。
子育てしながらとなれば、なおさら大変なことが多いと感じるのではないでしょうか。
自分のために何か始めようと思っても、
「子育てと自分の活動を上手く両立できるかな?」
「周りには活動的な人がいるけど、みんな、どんな生活をしているのだろう?」
などと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は私が駐在帯同中に行ってきた、CAREER MARK のインターンを含むいくつかの活動における「自分の活動と子育ての両立」について、ご紹介します。
「自分もやってみよう!」と、誰かが一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

それぞれの活動における1日の生活スケジュール

それぞれの活動における1日

(工夫していること)
・日中の活動時間は、昼食を抜くと5時間ですが、自宅での昼食は10分くらいで済ませる、家事は帰宅後に子どものお世話との隙間時間に行うことで、自分時間(インターンや語学などの活動時間+フリー)を作っています。

・ノルウェーは、学校の休暇が長く(夏休みはなんと2カ月!)、年間で約4カ月くらい子どもの休暇があります。そのため、自分の活動(インターンや語学など)ができる期間に活動量を増やし進めておくことで、長期休暇はしっかりと休むようにしています。

・子どもと一緒に就寝時間の約束事を決めました。決められた時間までにベッドに入るときには、一緒に読み聞かせや歌の時間を過ごします。時間を守れなかった場合は、私は一緒にベッドには入らず、子どもの傍で自分の時間を過ごします。約束事を決めたことで、子どもはより時間を意識して行動するようになり、私も子どもの就寝時間の遅れに左右されず、自分のフリー時間を確保でき、お互いにメリハリを持って生活ができるようになりました。

活動戦略

土日の時間を大きく6コマに区切り、夫と予めスケジュールを立てています。1日をそれぞれ、①午前~お昼ごはん、②お昼ごはん~夕飯、③夕飯~就寝の3コマに分け、土日合わせて6コマとします(時には、その1コマをさらに2分割することもあります)。

子どもを遊びに連れて行く時間や自分の時間など、予め決めておくことで、メリハリのある充実した時間を過ごすことができています。予定をしっかりと立てずに、当日になって考え出すと、計画だけで時間が経ち、子どものお腹が空き、食事の準備で出かけるのが遅くなってしまうなど、時間がズルズルと過ぎてしまうことがあります。
予め決めておくことで、家族みんながスムーズに動くことができ、自分時間の捻出に繋がります。計画通りいかなかったときは、どこで予想外に時間を費やしてしまったのか振り返り、次に繋げています。

子育ても自分の活動も、パートナーの協力を得られると、全てが好循環に働きます。パートナーの協力は必要不可欠なものなので、私は自分の活動がうまくいった際は、その旨を夫に報告すると共にしっかりと感謝の気持ちを伝えるようにしています。

実は順風満帆ではなかった駐在帯同生活

ここまでの話では、私の駐在帯同生活は、子育てと自分の活動を上手く両立して、順風満帆だったように見えるかもしれません。
しかし、実際のところは全くそうではありませんでした!!!(笑)

駐在帯同のはじめの1年、帯同前から「まず始めにやりたい!」と考えていたノルウェー語学学校へ行くことが、ほとんどできなかったのです。
理由は、子どものサポートを第一優先に考えたから。
はじめは、7歳の長女がノルウェー語環境のプレスクール(英語のプレスクールが現地にないため)へ通っていたのですが、6カ月後に卒園しインターナショナルスクールへと入学、生活環境がノルウェー語から英語へと大きく変わったのです。新しい言葉の環境で再びスタートを切らなくてはいけないことに娘が疲れてしまわないかと心配で、しばらくは娘の傍でサポートすることに集中したいと思い、ノルウェー語学学校を僅か2カ月間で退学することに。
この語学学校は自治体が主催していながら、日中週5日、仕事に就きたい人が通う専門学校のようなものだったので、私がフルで語学学校に通いながら、子どものサポートを十分にできるとは到底思えず、泣く泣く退学を決意しました。

それでも何かしていたくて、子どもが学校に通う週に数日、日中だけでできるボランティアなどがないか探しました。
けれど、ノルウェーでは共働きが主流のため、日中開催しているボランティアはありませんでした。田舎町に住んでいることもあり、選択肢が少ない厳しい現実が立ちはだかっていたんです。
仕方なく、しばらくはノルウェー語を独学で勉強。孤独を味わうことになりました...。かつて一緒に語学学校で席を並べていた元クラスメイトと街でばったり会うと、彼女はノルウェー語をたくさん話せるようになっていて、私も通い続けていたら…と悔しい思いもしました。
しかしそのような状況下でも、自分の力を信じ、コツコツと勉強を続けました。元クラスメイトのように、ノルウェー語を流暢に話せるようになる未来を想像しながら…。

孤独と戦いながらひたすら勉強していたわけですが、たまにノルウェー語を独学で勉強していることや語学試験の目標について、現地の友人や駐在員など、周囲に話す機会がありました。すると、隙間時間に友人がノルウェー語を教えてくれたり、期間限定で開催されているノルウェー語ボランティア団体を見つけて教えてくれたりと、多くの協力を得られるようになったんです。
大変な時期ではありましたが、ノルウェー語をいろいろな場所で学べ、現地の人と触れ合うことができ、思い出深いものとなりました。
大変な時、悩んでいる時こそ、“行動的な誰か”に自己開示することで、協力を得られる、道が開けることがあると学びました。

駐在帯同生活と子育てに奮闘する方々へのエール

「子どもの良い経験のため」「家族みんなで暮らせるように」「子どもと一緒に過ごす時間が増えるいい機会」など、子どもあっての理由で帯同を決めた方は多いと思います。しかし、実際に新しい生活をはじめてみると、子どもとの時間を嬉しく思いつつも、仕事をしていた頃の自分と比較してしまうことがあるのではないでしょうか。
例えば、子育てに時間を取られ、集中して仕事に取り組む時間がない。自分ひとりの時間をほとんど確保できないなど。限られた時間の中で、さらに海外生活でやれることの選択肢が少ない状況。「夫や子供の世界は広がっているのに、私はまともに活動できていない」などとジレンマを抱えることもあるのではないでしょうか。

そんな中でも、挑戦する姿勢を持って、日々のコマ切れの時間でも小さな行動を積み重ねることで、カタチになり、自分らしい駐在帯同生活を過ごすことができると思います。
さらに、自分の思いに耳を傾け、アウトプットすることで、人の協力や支援を得られ、モチベーションを保てたり、思わぬ飛躍につながったりすることもあります。ぜひ“行動的な誰か”に自己開示してみてください。身をもっておすすめします!

キャリアプラットフォームCAREER MARK+にも、同じ方向に向かって応援し合えるメンバーがいます。セミナーへの参加など、ぜひご活用ください。

また、CAREER MARKではインターンの募集を定期的に行っております。
「何か始めたい」と思っている方、新しい挑戦、活動のひとつとして考えてみるのも良いと思います。子育てと両立できる環境があり、9期メンバーは7人中、私をはじめ5人が子育てをしながらインターン活動に参加しています。

CAREER MARKインターン|定期的に募集!
詳細は公式Facebookや公式インスタグラムなどでお知らせしますので、ぜひフォローください。

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⌘ インターン同士でインタビューをし、理解を深める企画「CAREER MARKインターン他己紹介リレー」は、こちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

CAREER MARK 第9期インターン 坪井 利沙

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