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東京国立博物館で桃山時代にタイムスリップする3つのゾーン

皆様こんにちは!クミコミです。
本日、ひっさしぶりに東京国立博物館(親しみを込めてトーハクと呼ぶ)に行ってきました。

■桃山時代100年の豪華絢爛にタイムスリップ

安土桃山時代といえば、織田信長、豊臣秀吉が実験を握っていた時代。
そう、ただいまNHK大河ドラマでやっている、まさにその時代です。

江戸時代の手前の質実剛健から豪華絢爛に変化する時代を、さまざまなふすま絵や工芸品、茶道具から見てとれます。

ことに、権力の象徴でもあり、武人茶人のたしなみでもある茶道具。
その小さな世界に大きな宇宙を感じる品々に、久しぶりに心が洗われるようでした。

■桃山時代にタイムスリップできる3ゾーン

とくにクミコミが桃山時代にタイムスリップした(笑)3つのゾーンを勝手にお伝えしますね。

・洛中洛外図:岩佐又兵衛
岩佐又兵衛は細やかな表現が秀逸の絵師。
一双の屏風に所狭しと当時の伏見の町並みが描かれています。

なかなか屏風に近づけないので、細部を見ようとついにミニチュア屏風を買ってしまいました。ミニチュアといっても50cm四方はありますけどね(笑)

・唐物茄子茶入
信長や秀吉が喉から手が出るほど欲しがった茶入。
手のひらで簡単に覆い隠せるほどとても小さなものです。
表面は濃紺から薄い茄子色に表情を変えながら小さな宇宙を描いています。
「あっ、私も欲しい!」と素直に思ってしまう美しさです。

・信長、秀吉、家康の手紙
奥方や孫娘にお付きのものに宛てた手紙。
それぞれの性格を表すような字体がなんとも面白い。

大河ドラマで役を演じている、染谷将太や佐々木蔵之介などを思い出しながら見ていると「あっ、こんな字で書きそう」と思わず見入ってしまいます。

■当時の器を手で触れます

東洋館では、当時の器の重さや手触りを忠実に再現し、手元の器を触ることで、8K画面の中の器をくるくる動かしたり、拡大したりすることができます。

私も少しだけ触ってみましたが、バーチャルと実物が融合した不思議な体験をすることができましたよ。
なんだか、茶会に行きたくなりました。

『桃山 天下人の100年』は11月29日まで。

どうぞ、皆さまも桃山時代にタイムスリップしてみてくださいね。

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