GTEC Academic スピーキング問題の解答法及び対策

これは、GTEC Academic試験のスピーキング問題の解答法及び対策になります。

GTEC Academicは、大学生の英語力を測定するための試験ですが、まったく参考書などが出版されておらず対策するのが難しい試験です。私も受験経験がありますが、準備に苦労した記憶があります。この経験を踏まえ、GTECのサイトにあるサンプル問題を基に、スピーキング問題の対策集を作りました。私が受験時に覚えた英語表現も以下のように問題を通じてすべてお教えします。

<会話シミュレーション問題で覚えた英語表現の例>

[問]職場の同僚があなたのところにやってきて下のようなことを言いました。彼に適切に対応してください。
Are you working on the upcoming project?(今度のプロジェクトに取り掛かっていますか?)
a. いいえ、非常に忙しいんです
b. 来週の月曜日から取り掛かる予定です。
解答
o No, I'm too busy.
o I'm planning to work on it next Monday.
解説
・work on Aで「Aに取り掛かる」という意味になります。
・upcomingは「今度の・きたる」という意味

[問]職場の同僚があなたのところにやってきて下のようなことを言いました。彼に適切に対応してください。

Should I bring my coat, or will it be warmer in the afternoon?(コートを持っていった方がいいですかね、それとも午後は暖かくなりますか?)
a. それを持っていった方がいいですよ
b. 午後も寒いみたいですよ
解答
o You'd better take it with you.
o It looks like it's cold in the afternoon.
解説
・「〜した方がいい」はshouldでもいいですが、had better to〜でも表せます。
・it look like〜で「〜みたい」という意味になります。

是非GTEC Academic受験予定の方はこの対策集を活用してみて下さい。

発音・リズム・イントネーション問題の解答法と対策

[発音・リズム・イントネーション問題の概要]

指定された英文を読み上げる課題で、発音・イントネーションなどのスピーキング能力を測定する問題です。

[発音・リズム・イントネーション問題の解答法]

❶強弱をつけた読み方をする
→英文には、単独で独立した意味を持つ「内容語」と、文法的な働きを持っていますが内容的な意味が希薄な「機能語」があります。英文を読む際には、聞き手にとって重要な内容語に強勢を置き、文法的な役割しか持たない機能語は弱く発音するようにします。内容語の中でも、特に伝えたい部分ははっきりと読みます。
<内容語:名詞,形容詞,動詞,副詞,指示代名詞,疑問詞>
<機能語:冠詞,助動詞,人称代名詞,前置詞,接続詞など>

基本のイントネーションを守る
→イントネーションとは音の高低(ピッチ)のことで、音調や抑揚とも呼ばれます。音読問題では、基本のイントネーションを守ることが大切になってきます。
(1)下降調
・平叙文の終わり
She is a manager↘️
・Wh疑問文の終わり
When did she start her career↘️?
(2)上昇基調
・Yes/No疑問文の終わり
Was she the head of HR last year?
(3)並列の場合
・下げ調子は選択肢の終わりを示し、並列が続く限り上げ調子で読み、最後で下げます。
2つ並列: A↗️and B↘️
3つ並列: A↗️,B↗️and C↘️

th,f,vの発音,LとRの区別をしっかり区別して発音する>
→これらの発音ができていないと、別の単語と誤解される可能性があります。これらの発音は特に意識して発音する必要があります。

❹無理に早く読まない
→言い直し、言いよどみはスコアに影響します。無理に早く読まず、止まらずにはっきり読める速さで音読することが大事です。

[発音・リズム・イントネーション問題対策]

上記の解答法を念頭に置いて、下記の文章を音読してみてください。

問題

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