JAL自社養成試験 インターン・1次・2次・最終面接で聞かれること&パイロット視点から見た良い解答・悪い解答

[Rev. 2022.4/最新の面接事例を加えました]

数年前、自社養成パイロット試験に合格したものです。現在パイロットとして飛んでいます。
この記事は自身の受験経験を基にJAL自社養成試験のインターン・1次・2次・最終面接で聞かれる約30個の質問と、パイロット視点からみた良い解答・悪い解答をまとめた記事になります。
JALの面接試験は難関と言われています。必ず情報収集を行い、聞かれることに対しての自分なりの答えを準備しておく必要があります。この記事に載せた面接で聞かれることと、パイロット的に良い解答悪い解答を参考にして準備を進めていけば、試験であたふたすることは無いはずです。
自社養成試験直前の方はもちろん、パイロット志望で将来自社養成試験を受けるつもりの方も、学生時代にどう過ごしていいかのヒントが、この記事から得られると思いますので是非ご活用頂ければと思います。

JAL自社養成試験インターン・ 1次・2次・最終面接で聞かれること&パイロット視点から見た良い解答・悪い解答

1.自己紹介
→声は大きく、聞き取りやすく答えるのが基本。パイロットの仕事では、コックピット内での指示や、管制官とのやりとりなど、自分の声を介してコミュニケーションを取る場面が非常に多いです。面接で、声が小さい、聞き取りづらいという印象を与えてしまったら、ほぼ突破できないと考えていいと思います。パイロットの採用試験において声は、重要な判断要素です。
→自己紹介に加えてアピールポイントを求められた場合は、下記の「2.パイロットに活きる自分の性格、特徴」を絡めてアピールしていくといいと思います。

2.パイロットに活きる自分の性格、特徴など
→パイロットの採用時に何を見ているかと言うと、まず副操縦士になるための基礎訓練を突破できるかどうかと、将来的に機長になれるかどうかの2点です。具体的に必要なスキルは、強い精神力(怒られ慣れてる)、人の意見をきちんと受け入れられるか、集団で勉強できるか、英語力があるか、統率力(リーダーシップ)があるかなどで、こういったことを具体例を絡めて伝えることをオススメします。

3.自分の性格で人に嫌われるならどういう部分?
→「2.パイロットに活きる自分の性格、特徴」の逆を言うのはオススメしません。つまり、「人の意見を聞けない」、「人に流されやすい(リーダシップがないと思われる)」、「ネガティブ(精神的に弱い)」などです。

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