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SundaeSwap レポート

SundaeSwapで流動性の提供、LPトークンのステーキングをやってみましたのでレポート記事になります。

事前に

  • SundaeSwapへWalletを接続する必要があります。こちらの記事ではNami Walletを使っています。

  • 流動性を提供するペアのトークン、ADA等をサポートされるWalletに所有している必要があります。

注意:

  • 開発が常に進んでいるため、表示や動作が変わる可能性があります。マニュアルとしてではなく、体験レポートとしてご参考程度にご一読いただけますと幸いです。

  • この記事は投資をお勧めするものではございません。各自の責任において、リサーチの上、余裕資金でお取引をお願いいたします。

2022/07/23 - ハーベスト、流動性の出金、結果とまとめを追加

流動性の提供

SundaeSwap公式サイト:
https://exchange.sundaeswap.finance/#/

言語を選択することで、日本語表示もできます。

今回はSUNDAE/ADAへ流動性を提供します。流動性はどのペアへも提供可能です。ファーミングができるプールはオレンジ色で「Farming ARP: XX%」とAnnual Percentage Rate(年換算利回り)が表示されています。2022/03/26時点で下記の4ペアです。

  • SUNDAE/ADA

  • WMT/ADA

  • LQ/ADA

  • CARDS/ADA

トップ画面で、赤枠のボタンを押します。

赤枠の「Provide Liquidity (流動性の提供)」ボタンを押します。

SUNDAEとADAのペアを選択します。
提供したいSUNDAEトークンの量数を入力すると、自動的にADAの価格が入力されます。

Feeは選択したプールの設定に準じます。

受け取ることができるLPトークンが表示されます。
提供するトークン、ADA等の内容を確認し次へ進みます。

トランザクションにサインを促すウィンドウが表示されます。

指定したADA、手数料、Assetの送信にサインします。

Detailsの表示例

送信パスワードを入力して次へ進みます。

先ほどの画面がキューに入ったという内容の表示へ遷移します。

「View Oeders」を押すとオーダー内容の確認ページへ移動します。

「Awaiting scoop」の表示

オーダー内容とステータスが表示されます。スクーパプールが処理をするまで数分かかりました。

処理が完了すると処理結果が「Completed(完了)」に遷移します。

ステーキング

左のメニューから「Liquidity(流動性)」を押します。

接続ウォレットで提供しているSUNDAE/ADAペアの流動性に関する詳細が表示されます。

LPトークンの表示もここで確認できます。

赤枠の「Stake LP Tokens(LPトークンをステークする)」を押します。

ステーキングする割合を指定し次へ進みます。

30日ステーキングする必要があります。期日前に解除した場合は報酬は支払われないため注意が必要です。

トランザクションにサインを促すウィンドウが表示されます。

ステーキングのため4ADAほどの支払いとトランザクション手数料が必要でした。

送信パスワードを入力します。

先ほどの画面がキューに入ったという内容の表示へ遷移します。

「View Oeders」を押すとオーダー内容の確認ページへ移動します。

Success(成功)のポップアップが表示されます。

LPトークンがロックされたことが確認できます。

Liquidity(流動性)のページで「Yield Farming Positions(イールドファーミング ポジション)」の確認ができます。

このページで下記のことができます。

  • プールしているトークン、ADAの数量

  • トークンの価格

  • ステーク中のLPトークン

  • 次回の支払日

  • ハーベスト

  • トークン/ADAのスワップ

  • 流動性への入金

ハーベスト

流動性画面で、ステーク中のLPトークンをアンロックして、ハーベストをします。(ステーキングを解除して報酬を受け取る)

ここでは「SUNDAE/ADAイールドファーム」の「ハーベスト」を押します。2022年7月にイールドファーミングが終了のため、APRは該当なしの表示になりました。

SundaeSwap イールドファーミングプログラムは間もなく終わりを迎えます。報酬を割り当てる最後の日は7/19です。

SundaeSwap Labs

ハーベスト・リワード(受け取れる報酬)が表示されます。「確認」を押します。

「トランザクションを構築しています」の画面になります。

「Sign」を押します。

送金パスワードを入力します。

トランザクションの順番待ちになります。

成功すると、「プールの流動性を解除しました」のメッセージが表示されます。

流動性の画面では「ポジションがありません」の表示になります。

流動性の出金

流動性の出金をして、ハーベストで得た報酬と、提供している流動性(SUNDAE/ADAペア)をウォレットへ移動させます。

流動性の画面から対象のペアを選び、「流動性の出金」を押します。

今回は全て移動させたいので100%を選択して、「流動性の出金」を押します。

内容を確認したら「出金する」を押します。

ウォレットが表示されるので「Sign」を押します。

送金パスワードを入力して次へ進みます。

成功すると「出金注文が送信されました」と表示されます。

Namiウォレットへ反映されました。この時点でLPトークンの表示もなくなっています。

結果

ステーキング結果レポート(3/25~4/24)

一か月イールドファーミングをやってみた結果となります。開始時期、価格変動により変わってくるため、あくまで私の場合はこのような結果となりましたというレポートです。

ADA数量 → 71%(減)
SUNDAE数量 → 156%(増)

  • プール中のADAが減少

  • プール中のSUNDAEが増加

  • ハーベスト・リワードとしてSUNDAEを獲得 →ハーベストによりウォレットに着金

ADAとSUNDAEそれぞれの価格変動は、下記の通りでした。

3/25時点

  • 1 SUNDAE = 0.307413 ADA

  • 1 ADA = 3.252952 SUNDAE

  • 1 ADA = $1.098

4/24時点

  • 1 SUNDAE = 0.154504 ADA

  • 1 ADA = 6.472284 SUNDAE

  • 1 ADA = $0.886250

結果:

  • 円換算で約63%(減)

  • ドル換算で約60%(減)

ステーキング結果レポート(4/25~5/24)

5/24時点

  • 1 SUNDAE = 0.116323 ADA

  • 1 ADA = $0.5214

結果

  • ADA数量 → 62%(減)

  • SUNDAE数量 → 177%(増)

  • 円換算で約30%(減)

  • ドル換算で約31%(減)

SUNDAEは着実に増えているもののADAの枚数は減っています。ADAの単価も下がっているため、円換算ではステーキング始めから30%まで価値は下がっています。

ステーキング結果レポート(5/25~6/24)

6/24時点

  • 1 SUNDAE = 0.089353 ADA

  • 1 ADA = $0.50265

結果

  • ADA数量 → 54%(減)

  • SUNDAE数量 → 214%(増)

  • 円換算で約27%(減)

  • ドル換算で約24%(減)

ステーキング結果レポート(6/25~7/24)

7/24時点

  • 1 SUNDAE = 0.068239 ADA

  • 1 ADA = $0.483942

結果

  • ADA数量 → 47%(減)

  • SUNDAE数量 → 250%(増)

  • 円換算で約23%(減)

  • ドル換算で約20%(減)

まとめ

この記事は半年弱かけて、SUNDAE/ADAのペアで流動性の提供、LPトークンのステーキング、ハーベスト、流動性の出金までをレポートという形で記事にいたしました。(冒頭にも書いてありますが、この記事は投資をお勧めするものではございません)

通貨やトークンを交換できる取引所があり流動性があるということは、本来価格にとってもユーザビリティとしてもとても大事です。ウェブサイト上でウォレットをつなぐだけで、流動性の提供、交換など、参加することができるという画期的な仕組みです。また、流動性の提供をすることで、LPトークンを受け取ることができ、そのトークンをステーキングすることで報酬を得られるというプログラムでした。

APRが約70%(確認のタイミングにより約48%に推移)となっており高配当となっておりました。高配当には、公式のサイトにも書いてある通り、価格変動、プロジェクト存続リスクなど様々なリスクが考えられます。

今回は戦争、経済危機も背景に、SUNDAEの数量は250%まで大きく増えたものの、最終的にはトータルで円換算では2~3割の価値まで下がってしまったのが現状です。今後も似た仕組みを使ったサービスが出てくるのではないかと思いますが、まずはどんなものかを知っていただければ幸いです。価格に関しては、マーケットに大きく左右されるため、各個人でご確認ご検討の上、余力資金で実施いただければと思います。

ユーザ側としては、コミュニティメンバによるサイトの日本語対応もされたこともあり、使い勝手がとてもよくできており、できることに対して複雑なことはなく負担はほぼ感じませんでした。また、日本のコミュニティメンバがISPOのスクーパとして貢献したり、Discordでサポート対応をされているなどありました。そういった部分も含め、今後の展開、SUNDAEでできることや関連サービス、プロダクトに期待と注目しつつ応援していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ご参考になれば幸いです。カルダノを一緒に応援したいという方は、スキやTwitterのフォローなどしていただけると嬉しいです。役に立ったなどありましたら、SUGARステークプールへのご委任のご協力をいただけますと幸いです。

参考資料

SundaeSwap公式: https://help.sundaeswap.finance/en/
用語、仕組み等に関する豊富な情報が掲載されています。

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