時間と死について

私はストレスが溜まりすぎると、ストレス発散のために絵を描く。描いている時は、絵のことに集中できるので無心になれるのだ。

これは先日描いたものだが、これを見てどー思うかは人それぞれだと思う。すごいと思う人、気味が悪いと思う人もいるだろう。感性は人それぞれだ。だが、この絵には意味がある。

これは死へのカウントダウンを表している。花びらが落ちる度に死へと近づいていっているのだ。

死を怖いものだと思う人もいると思うが、私は怖いものだとは思わない。世界初の手話を話せるゴリラ、ココが死について聞かれたときココは死について 

ただ、眠るだけ

と答えたそうだ。ココは死ぬことについてなにも恐怖を感じなかったのだ。人は寝ているとき感覚がなにもない。死はその感覚と同じらしい。そう考えると怖いものではないと思う。

じゃあ、その眠りにつくまでに自分には何ができるのか。いつその眠りが来てもいいように、毎日を大事にしなければいけないと思う。

最近、人の相談にも乗れない、バイトの戦力にもならない。自分の存在意義を見出せずにいた。存在意義は自分の活力にもなる。自分には経験や知識が足りないと感じた。いろいろな世界を知ることで視野が広がるし、学ぶことがたくさんある。しかも、まだ大学生だ。若いうちに経験したことは今後に役立つし自信にも繋がる。

3月、海外旅行に行く計画をたてた。だが、それはキャンセルすることになった。それはなぜか。おみくじで凶を引いたからかもしれないし、今流行りのウイルスのせいかもしれない。ずっと行きたかった国にやっと行けると思っていたのにとても残念だった。

今しかないのに!

大学生とか若い人が海外に行くとか何かをやるとなったら、周りの大人の理解や応援が必要であると実感した。特に親。親は仕事があるし、私達を養わなければいけない。何かに挑戦したい、いろいろな経験を積みたいという気持ちを理解してくれ応援してくれる親は少ないと思う。どうしても現実的なことを考えてしまうからだと思う。今しかない!という考えはことごとく否定された。
たしかに見えないウイルスは怖いが、怖がっていたら何もできない。大学生にとって長期休みは大事な時期である。旅行に行ったり、短期留学に行く人だっている。確実にそれはいい時間を過ごせる。死へのタイムリミットが確実に近づいているのに、家でだらだら過ごしていていいのか。答えは、

NO

もし将来、自分の子供ができたらたくさん旅行や海外に行きなさいと言うだろう。毎日家でだらだら過ごす人にはなって欲しくないから。世界は広いこと、いろいろな考え方があることを教えてあげたいから。


花びらが全て落ちるまでに、眠りにつくまでにいかに有意義に過ごすかはその人次第だ。

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