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日々の暮らしに欠かせないガス&下水道のミュージアムを巡る 【東京都小平市】
2018年8月16日(木)
お盆休み最終日となる今日、小平市周辺の生活に必要なインフラ関係のミュージアムへ行ってきました。
ガス資料館 GAS MUSEUM
まずは東京ガスが管理、運営しているガス資料館へお邪魔してきました。
10時20分頃到着しましたが、駐車場はガラガラです。
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上の写真、左側の建物が「ガス灯館」で、右側の建物が「くらし館」になります。かなり味のある建物ですが、それもそのはず、2棟の展示館は、いずれも明治時代に建てられた東京ガスのレンガ造りの社屋を移設・復元したものとなります。歴史的建築物としても魅力的な建物ですね。
まずはガス灯館から見てみることにします。
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ガス灯館1Fでは7分程度のムービーでガス灯の歴史を学ぶことが出来ます。
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11時から「江戸時代の明かりや明治時代のガス灯の明かりを再現する」イベントをやっていました。このイベントは一見の価値ありです。
江戸時代の明かりが想像以上に暗く、昔の人は暗くなったら寝るしかなかったんだろうなあ…と改めて思いました。当たり前ですが、TVの時代劇などではもっと明るいのでそのギャップを感じることができます。
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続いて、くらし館へ。
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前述の通り、明治時代の建物を利用しているわけですが、ガス資料館開館時に移設、復原されていますので、その際、大々的に改修されたのでしょう。とても100年以上経っている建物とは思えません。
こちらのくらし館は比較的最近の器具を展示しています。
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当時の暮らしをリアルなミニチュアで再現していて面白いです。
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所要時間はガス灯館、くらし館両方合わせても1時間程度でした。無料のミュージアムにしてはなかなか見ごたえがありました。
施設DATA
場所:東京都小平市大沼町4-31-25
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日/年末年始(月曜日が祝日及び振替休日の場合は翌日が休館)
入場料:無料
駐車場:30台(無料)
ふれあい下水道館
続いて小平市が管理しているふれあい下水道館へ向かいました。ガスの次は下水です。こちらも公共施設のため無料です。
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こちらの下水道館は、日本唯一の下水道テーマパークで、実際に使用されている下水道管の中まで見ることができる施設となっています。
パッと見はそんなに大きく見えませんが、実は地下5階まである地下型施設です。
さっそく順繰り降りていきましょう。
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B1Fは講座室/ワークショップとなっています。ちょうど何かの講座を開いていて入れなかったのでスルーしました。
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B2Fはくらしと下水道コーナーです。
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都市の地下にある下水道の姿を、模型や映像を使って、わかりやすく解説しているフロアです。江戸時代と明治時代の下水道事情が分かりやすくミニムービーで説明されていて、なかなか面白かったです。
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B3Fは地元小平の水環境コーナーとなっています。小平の水環境の歴史を展示しており、井戸で使っていた道具の実物や写真などが展示されています。
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B4Fは特別展示室となっています。
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水や環境についてのイベント空間です。下水道についての大切な資料なども展示されています。
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そしていよいよ最下階のB5Fふれあい体験室です。ここまで降りてくると地上からの距離は−21mとなります。
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この最下階ではホンマもんの下水道本管内に入ることが出来ます。
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下水道本管内の状況は有害な硫化水素や引火性のメタンが発生していないか常にモニタリングされています。
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宇宙船の内部のような通路を通り、奥のドアを抜けると、その先が下水道本管内です。
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キッツー。むあっとした熱気と独特の臭気です。
下水道本管直径は4.5mありますので、配管の真ん中まで行くことができます。眼下には5万人分の汚水(トイレ、台所排水、浴槽排水など)が処理場へ向かって流れています。うっぷ。。長くはいられません。。
こちらの本管には大雨時に雨水も流れ込んでくるらしく、豪雨時は配管内がほぼ満水状態になるらしいです。そうなると処理場では処理出来ないため、そのまま多摩川へ放流されるとのこと。その時はウ◯チも直接川へ行ってしまうのですね。
B1Fから降りるごとに段々と臭くなるふれあい下水道館。ご興味のある方はぜひ行ってみて下さい。下水道本管内に入れる施設はここくらいだと思います。
施設DATA
場所:東京都小平市上水本町1-25-31
開館時間:午前10時から午後4時
休館日:毎週月曜日(休・祝日の場合はその直近の平日)、年末年始(12月27日~1月5日)
入場料:無料
駐車場:無料駐車場 有
以上、小平周辺のちょっと日々の生活に欠かせないガス&下水道ミュージアム巡りでした。無料な上、結構面白いおすすめスポットです。
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帰宅途中に偶然オドメーターが44444kmになって慌てて撮影しました。笑
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