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吉見百穴 再訪 【埼玉県吉見町】

2024年5月12日(日)

前回記事の続きです。

東松山ぼたん園を見終えた時点で14時。帰るにはもったいない時間だったので、近くにある史跡 吉見百穴へ立ち寄ることにした。

実は吉見百穴には2019年の3月に一度訪れており、5年振りの再訪となる。

吉見百穴へ着いたのが14時半。ぼたん園同様、比較的空いていた。

吉見百穴

吉見百穴 入口
吉見百穴 解説板

地下軍需工場

この吉見百穴は古墳時代後期に死者を埋葬する墓穴として作られたもので、太平洋戦争中は横穴の一部を取り壊して、地下軍需工場の建設が進められた歴史がある。その軍需工場跡は現在も残されているが、崩落の危険があるため立入禁止となっている。

左側の大きな開口が地下軍需工場入口となる
地下軍需工場入口
現在は封鎖されている
門扉の隙間から撮影

当時、全国から集められた3千人以上の朝鮮人により短期間で掘られたものとなる。
ちゃんとした設計図がない中で、掘りながら測量を行っていたらしいが、かなり立派な横穴ではないだろうか。戦争末期に作られたため、軍需工場として本格稼働する前に終戦を迎えている。

ヒカリゴケ

また、吉見百穴にはヒカリゴケが自生しているのも見どころの一つとなっている。

写真真ん中あたりの黄緑色の部分がヒカリゴケ

百穴の登頂開始

アグレッシブに駆け上がっていく妻。
ワシには無理です。

実は一番上まではそれほど時間かからずに登り切ることができる。

百穴頂部からの景色はこんな感じ。👇

東松山市街を一望することができる。
ひとしきり景色を楽しんだ後、重い腰を上げた。登ったからには降りねばならぬ。これ自然の摂理なり。

登りとは違う横穴がないルート

埼玉銘菓 五家宝

百穴前の売店で埼玉銘菓の五家宝が売られている。
色々な味付けで販売されているが、とりあえずクランベリーとチョコをいただくことにした。

正直な感想を述べると、五家宝は薄味で、かつ粉っぽい。飲み物がないと喉がつっかえてしまうだろう。
不味いわけではないが、決して食べやすいお菓子ではない。

吉見百穴 所要時間:45分

吉見百穴 DATA

  • 所在地:埼玉県比企郡吉見町大字北吉見324

  • 営業時間:8:30~17:00(入館は16:30まで)

  • 駐車場:約240台(大型可) 無

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